米DisplaySearchは12月16日、2009年第4四半期のLCD生産戦略に関する調査レポートを発表した。ミニノートPC向け中小型パネル生産では、東芝モバイルディスプレイや台湾Chunghwa Picture Tubesが第4世代ラインを用いているが、台湾HannStarDisplayなど準大手メーカーでは競争力強化と生き残りのため、より効率的な第5世代(5G)ラインの活用にシフトしている。これにより、2009年第4四半期の同ラインを用いたミニノートPC向けパネルの生産比率は、前年同期の69%から93%まで拡大したという。
Hannstar
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Dec
DigiTimesによると、台湾HannStar DisplayはLEDの組立ファンドリーである台湾Unity Opto Technologyが発行する新株の60%を取得する見込みという。UnityOptoは、新株5000万株を発行し、20億1200万台湾ドル(約57億円)を調達する計画だが、HannStarは12億1000万台湾ドル(約34億円)を投資する。今回の増資は、大型LCD用LEDバックライトの需要拡大を見越して、LEDの組立能力を増強するもの。