コンピュータ向け電源の大手である台湾Delta Electronics, Inc.(台達電)は、ブリヂストンと共同開発した電子ペーパー関連製品を「COMPUTEX TAIPEI 2011」に出展した。会場では、電子書籍端末に向けた開発キットや、屋外看板や値札に向けた利用例を提案していた。
電子書籍端末の開発企業は、Delta社が用意したAPIを介するプログラムを用意することで「開発期間を3~5割削減できる」(説明員)という。Delta社は屋外看板や値札に関する受注も狙っている。これらの表示を制御するソフトウエアとハードウエアも開発した。この背景には「当社が用いる電子ペーパーは台湾E Ink Corp.(元太)のものよりも低温特性が優れている」(説明員)ことがある。 Delta社は、電子ペーパー関連製品の量産出荷をまだ始めていないが、「その準備は中国・呉江工場において既に整っている」(説明員)。2012年には256階調を実現したモノクロ品や1670万色のカラー品を手掛ける考えだ。
電子書籍端末の開発企業は、Delta社が用意したAPIを介するプログラムを用意することで「開発期間を3~5割削減できる」(説明員)という。Delta社は屋外看板や値札に関する受注も狙っている。これらの表示を制御するソフトウエアとハードウエアも開発した。この背景には「当社が用いる電子ペーパーは台湾E Ink Corp.(元太)のものよりも低温特性が優れている」(説明員)ことがある。 Delta社は、電子ペーパー関連製品の量産出荷をまだ始めていないが、「その準備は中国・呉江工場において既に整っている」(説明員)。2012年には256階調を実現したモノクロ品や1670万色のカラー品を手掛ける考えだ。