台湾Innolux Displayが、日亜化学工業と協業し、LEDバックライト・ユニット(BLU)搭載モニターの出荷台数を増加する戦略を進めている。Innoluxは、日亜化学から十分な量のLEDチップを安価で調達することでコスト削減を推進、一方、日亜化学にとっても、世界大手と手を組むことで安定した売上を確保できるメリットがある。Innolux以外でも、モニターのOEM大手である台湾のTPV TechnologyやQisdaが、PC大手の米Hewlett-Packard(HP)とDellから大量の受注を獲得しているが、すでに、InnoluxのLED BLU搭載モニターの価格はCCFLモデルに比べほとんど差がなく、今後、HPとDellはInnoluxへの発注量を増やす意向と見られる。こうした状況の中、Innoluxは日亜化学との手を結ぶことで市場拡大を加速、競合メーカーに対し優位に立つ考え。なお、Innoluxの2009年のLCDモニター出荷台数は3,700万台で、2009年上期の世界シェアは23%だった。