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Flat Panel TV and Display World + Solar Power beyond

薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。 このブログで激しい市場の動きに追随できます。---- Since Nov.2004

スマートテレビ

12 Mar

Apple、1080p対応の「Apple TV」を発表(スマートテレビ)

米Appleは3月8日、「Apple TV」の新製品を発表した。iTunesの映画やTV番組、Netflix、Vimeo、写真などが視聴可能。1080pに対応する。また、「iPhone/iPad/iPod touch」にある音楽や写真、動画のストリーミングが可能。さらに、同社のサービス「iCloud」を利用すると、Apple TVで購入した映画やTV番組がiPhone/iPad/iPod touchに加え、PCでも視聴できるようになる。価格は8800円。3月16日より発売する。


29 Nov

サムスン LG、来年の「Google TV」の生産...期待と憂慮、Apple TVとのTV OS戦争激化

22日サムスン電子のユンブグン社長は、「Google TVの生産のための協議が最終段階であり、来年1月の展示会CESで生産時期などを明らかにする可能性がある」と述べた。
すでにLG電子は来年のCESで、Google TVの試作品発表を予定しており、サムスンとLG電子が同時に、Google TVを披露することが予想される。
先立って、Googleは昨年10月初め、ソニー(TVの製造)とインテル(半導体)、ロジテック(周辺機器)などと協力してで野心的なGoogleのTVを発表した。しかし結果は惨敗だった。マウス、キーボードなどのリモコン操作が不便なうえにTV視聴とインターネット検索の同時実行時にエラーが発生するなど、酷評を受けたからだ。



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17 Jun

サムスン電子、スマートTV、世界販売200万台突破

今年、新たに登場したサムスン電子のスマートTVが世界発売3カ月後の15日に累積販売200万台を突破した。
今年3月にグローバル市場で販売開始したサムスンのスマートTVは、発売25日後の4月初めの累積50万台、45日後の4月末累計100万台の販売を記録し、以降も毎週平均15万台以上の安定した販売を見せ、累計販売200万台を突破した。これは、一日平均2万2000台、1分あたり15.4台を販売したことになるが、過去のLED TVは200万台突破まで8ヶ月を必要としたことに比べ二倍以上の早い販売速度であった。地域別の販売実績でも世界最大のTV市場である北米で73万台を販売し、英国、ドイツ、フランス、イタリアなどの先進市場中心のヨーロッパ地域が71万台に続いた。少し遅れて発売された、中東、アフリカ、東南アジア地域でも17万台以上販売され、韓国内でも12万台以上販売するなど、需要が増えている。
サムスン・スマートTVは先ず32インチのD6000シリーズを発売し、続き、5月には、世界最大75インチのプレミアムスマートTV D9500シリーズを発売し、機能別、サイズ別、価格帯別のスマートTVフルラインナップを構築した。
一方、サムスン電子は世界初のスマートTVエプストオイン"サムスンアップスTV"を通じて、現在、全世界120カ国以上で合計600以上のスマートTV用のアプリケーションを提供しており、コンテンツ対応も強化した。


16 Jun

テレビは“スマート”になるか、Samsung社が目指す次世代の姿

インターネットとテレビの融合を巡る議論が米国で盛り上がりを見せている。議論の中心は「いかに収益を確保するか」だ。インターネットにつないだテ レビでWebコンテンツを表示することから一歩進み、スマートフォンやタブレット端末などを組み合わせたシステムとして収益化を目指す知恵の絞り合いに移 行しつつある。

 家庭のリビングにほぼ必ずある「家電の王様」テレビが生み出す巨大市場に大きな期待を寄せ、積極的に動いている企業はテレビ・メーカーだけではない。む しろ、存在感を増しているのは、テレビ向けのソフトウエア基盤「Google TV」などでテレビの世界に入り込もうとする米Google社のようなインターネット関連企業だ。米Netflix社のようにインターネットを使った低価 格VOD(ビデオ・オン・デマンド)で、既存のCATV(ケーブル・テレビ)や衛星放送といった業界の脅威となる企業も出てきた(「動揺するハリウッド,台頭する低価格VOD」)。

 こうした中、韓国Samsung Electronics社が手掛けるテレビ向けのアプリケーション・ソフトウエア(アプリ)配信サービスが、静かながらも順調な出だしを見せている。同社 が、テレビ向けに配信サービスを始めたのは2010年2月のこと。現在は、約550種類のアプリを110カ国以上で配信中だ。 アプリの数こそ少ないが、2011年5月にはアプリの累計ダウンロード数が500万本を超えた。同年1月に約1年を掛けて200万ダウンロードを達成した 後、約3カ月で300万本を上乗せし、配信数が加速する気配を見せている。薄型テレビの出荷台数で世界シェア・トップのスケール・メリットを、新興国を含 めた世界市場で発揮しつつある。 continue



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21 May

10カ月で4500万ダウンロードを記録したアプリ開発者、ネット・テレビへの期待 を語るOutfit7社Paul Baldwin氏

米国のベンチャー企業であるOutfit7社(同社のWebサイト)は、スマートフォンやタブレット端末向けにユーザーの声をキャラクターが話すアプリケーション「Talking Friends」を手掛ける。2010年7月に公開して以来、ダウンロード数は4500万を超えているという。今後は対象の端末をネット・テレビにまで広げる方針だ。Outfit7社、Chief Marketing OfficerのPaul Baldwin氏に聞いた。(聞き手はPhil Keys=シリコンバレー支局)。

――Outfit7のアプリの特徴を教えてください。

Baldwin氏:現在提供されている多くのアプリケーションは、ユーザーにただ一つの体験を提供している。こうしたアプリは、ユーザーからの関心をすぐに失って、市場から早く消えてしまう傾向にある。これに対して、テレビや本、映画といった既存メディアでの成功例を見ると、キャラクターを利用するコンテンツは比較的寿命が長い傾向にある。そこで我々、現在までに11個のキャラクターを使ったアプリを開発した。

Talking Friendsの主な特徴は、ユーザーが端末に話しかけるとキャラクターが何らかの動作をしながらその声で話すことだ。タッチ・タイプのユーザー・インターフェースを利用し、キャラクターを触ると笑ったり、かわいらしい音を発する機能もある。


14 May

テレビ新世紀への挑戦

「家電の王様」であるテレビに大変革の時が訪れている。ブロードバンドやスマートフォンの普及などが、放送波に乗ってやってくる番組を映し出すだけだったテレビの在り方を変え、新たな市場を拓く。Google TV、Smasung Smart TV、VIERA Connect・・・。テレビに新たなユーザー体験をもたらす、「スマートTV」を巡る開発競争や市場動向、普及への課題、などを追う。

テレビ新世紀への挑戦




22 Mar

聯想(レノボ、北京市)がインターネットTVに参入

パソコン(PC)大手の聯想集団(レノボ、北京市)が、インターネットテレビ市場に参入する。レノボはメディア大手の上海東方伝媒集団(SMG)の傘下会社と共同出資会社を設立、年内にも「レノボ」ブランドによるインターネットテレビの放送を開始する。同市場が有望とみて、レノボは今後、同分野に数千万元規模の投資を行い、市場開拓を進める計画だ。

中国各紙が伝えた。レノボはこのほど、上海広播電視台、SMGと戦略提携を締結した。レノボは傘下会社の聯想(北京)を通じて、SMG傘下の新興メディア企業、百視通と共同出資会社の視雲網絡科技を上海市に設立する。出資総額は1,000万米ドル(約8億円)で、出資比率はレノボが49%、百視通が51%となる。

インターネットテレビのハード生産はレノボが担当、コンテンツは視雲網絡科技が提供する。レノボの関係者によると、レノボブランドによるインターネットテレビは年内にも各種PCや携帯電話などを通じて放送を始める予定。視雲網絡科技は3年内の黒字化を目指す。

レノボによるインターネットテレビ市場への進出は、市場の巨大な潜在力が背景にある。レノボの楊元慶CEO(最高経営責任者)によると、現在国内でインターネットテレビを視聴する家庭の数は3,000万戸超。年間成長率は50%を維持して推移しており、今後も伸びしろは大きいという。

一方、同市場に進出できる企業は限られているのが現状。新京報によると、現在国内でインターネットテレビの営業ライセンスを保有するのは、中国国営テレビの中央電視台(CCTV)系の央視国際、上海電視台系の百視通、浙江・杭州電視台系の杭州華数、広東電視台系の南方伝媒の4社のみ。商機が期待できるとみて、国内外テレビメーカーは同市場参入に向けた動きを強めているが、現在の規定ではライセンスを持つ企業と提携しなければ、メーカーは同市場に参入できない状態にある。ただ今後はライセンス数の拡大が予想され、メーカー間の競争が激しくなるとの見方もある。

レノボはこれまでPCなどハード面の生産にとどまり、コンテンツ販売などのサービスは行っていなかったが、今回の提携を機に、米アップルのような経営モデルに転換していくことも予想される。



1 Mar

「スマートTVに向くのはカジュアル・ゲームやソーシャル・ゲーム」,Googleが講演

世界最大級のゲーム開発者会議「Game Developers Conference(GDC)」(2011年2月28日~3月4日,米国サンフランシスコ開催)が開幕し,初日はチュートリアルと,あるテーマに特化した「Summit」が開催された。このうち,ソーシャル・ゲームなどをテーマにした「Social & Online Games Summit」では,「Games on SmartTVs」と題し,米Google社が同社の「Google TV」をはじめとしたスマートTVに向けたゲームについて講演した。

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21 Feb

Samsungが3Dテレビの新製品を発売,高画質化に三つの技術を搭載

韓国Samsung Electronics Co., Ltd.は2011年2月17日,3次元(3D)映像表示とインタラクティブ(双方向)機能を持つ「スマートTV」の新製品発表会を開催した。同社は新製品の特徴について,(1)3D映像の画質を改善したこと,(2)さまざまなコンテンツを簡単に選択して楽しめるようにしたこと,(3)表示部の周囲のベゼル(枠)の幅を5mmに縮小したこと,の三つを挙げている。価格は,「D7000シリーズ」の46型が400万ウォン(約30万円)台,55型が550万ウォン(約41万円)台,「D8000シリーズ」の46型が430万ウォン台(約32万円),55型が580万ウォン(約43万円)台である。同社はこれらの新製品を2011年に1200万台販売する方針である。

3次元(3D)映像の表示には,フルHDの空間解像度を落とさずに3D映像を再現可能であり,視野角も広いアクティブ・シャッター・グラス方式を既存品と同様に採用している。3D映像表示の課題であるクロストークやちらつき(フリッカ)を抑えるために,今回の製品には色やコントラストや動きを最適化する「3Dハイパーリアルエンジン」,画面の領域ごとにLED光源の明るさを制御する「マイクロ調光技術」,LED光源の調光の速度を向上させた「スピードバックライト技術」を搭載した。消費電力は,55型の場合,競合他社の製品に比べて20%以上も低いとする。3Dメガネの重さは28g。メガネのデザインでは,オーストリアの人気ブランド「Silhouette(シルエット)」と提携した。

双方向機能については,例えば,視聴中の番組に関係したキーワードを自動的に抽出して情報を検索可能にした。飲食店を紹介する番組を再生中にこのサービスを利用すると,その店の情報やメニュー,関係した料理や食材の情報をすぐに知ることができる。これは,韓国最大のインターネット・サービス会社のNHN社と共同開発したサービスである。このほか,パソコンと同様に,リアルタイム急上昇検索キーワード,ブログ,ニュースなどのサービスも使える。テレビを見ながらインターネットのサイトを検察をしたり,TwitterやFacebookを利用したりすることもできる。2011年3月からは,3D映像のビデオ・オン・デマンド・サービスを導入し,映画や音楽ビデオなどを配信する予定である。

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16 Feb

地デジ化後には「スマートテレビ」革命が加速する!

「家電の王様」とも呼ばれるテレビが、大地殻変動に揺さぶられている。

テレビと一口に言っても、大きく分けて三つの要素がある。「受像機」「映像コンテンツ」、そしてそれを視聴者へ届ける「流通」だ。これまでは、受像機を家電メーカーが製造し、コンテンツ制作と流通(放送)は国から免許を受けたNHK、民放テレビ局が担ってきた。

この二つの業界がそれぞれ、これまでにない変化の時を迎える。2000年ごろから言われてきた「放送と通信の融合」が、「実証実験段階」を終え、既存のビジネスモデルを引っくり返すインパクトを持った「普及段階」に入ったのだ。

まず、受像機を襲うショックは、販売台数の急減だ。10年は、後半にエコポイント改定前の駆け込みで需要が急増。しかし、今年は市場規模が半減するとの見方もある。世界市場を見渡すと、サムスン電子などの韓国勢だけでなく、中国ブランドの製品も躍進。価格下落により、ほとんどの日本メーカーのテレビ事業は連続赤字に沈んでいる。

そうした中で、ネットと接続し、コンピュータ化したテレビ「スマートテレビ」が急増。グーグル、アップルなど米シリコンバレー企業がプラットフォームの世界標準を握ろうと虎視眈々と商機を探る。前門には米IT企業が控え、後門からはそうした米ITと積極的に組む韓国勢、中国勢が迫る。そのすき間にはまった日本メーカーのレゾンデートル(存在理由)が問われる局面だ。
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