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Flat Panel TV and Display World + Solar Power beyond

薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。 このブログで激しい市場の動きに追随できます。---- Since Nov.2004

知識・基礎

9 Sep

[must read] 「女性が活躍する企業」はここが違う / 日本はまだ半分の力しか使っていない


「企業の収益性」について分析する。女性従業員の活躍と企業の収益性の関係について、最近の研究によれば、女性従業員が活躍する企業の収益性は高いことが明らかとなっている。ここでは2つの研究を紹介する。


日本はまだ半分の力しか使っていない「女女格差」も「男女格差」もない豊かな日本社会へ

英エコノミスト誌が7月に「アジアの女性管理職:未開発の人材」という記事を掲載した(JBpressで7月13日公開)。欧米に比べ、アジア諸国ではまだ性差別が横行し、逆に女性にオープンな企業には成功のチャンスがあるとする内容だ。 



4 Aug

FPD International Taiwan 2012開催 (2012年8月29日~31日)

「FPD International Taiwan 2012」、「iPhone、iPad、Samsung Galaxy、小米のスマートフォン分解発表会」、「タッチパネル、光学フイルム・プロセス、材料、設備の新製品/新技術発表会」、「海峡両岸ディスプレイ産業サミット」、「FPD標準技術セミナー」、「FPD産業の躍進セミナー」、「透明導電膜の技術セミナー」、「台湾・韓国マッチング会」など数多くの国際交流イベントも開催します。これらの発表会や展示会を通して、ディスプレイ産業における各国の経験と成果を共有し、産業発展の未来に新しいエネルギーを注入します。さらに、ディスプレイ産業全体の協業や更なる発展のチャンスを作って、台湾メーカーのディスプレイ産業における競争力を高めていきたいと考えています。
 For detail8

16 Jul

赤字業績でも責任を取らない現代企業、嘆かわしい日本社会体質を先導する

大津市の市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題では、いじめに関する調査や情報公開の不十分さなど、市教委の対応のまずさが浮かび上がった。同市に限らず、教育委員会は制度上、自治体の教育行政の最高責任を負うが、教育長以外の委員は非常勤で、形骸化・ 責任の所在をはっきり させない体制も指摘される。今回の問題は、教育行政の在り方についても課題を投げかけている。
  悲しい昨年の10月の事件が、半年以上も経ってようやく表面化。ここまで粘り強く事件性を主張してきた被害者のご両親・支援者の努力が実り、大きな社会問題となって「いじめ」問題に大きな一石を投じようとしています。

本来生徒たちを守り平等な教育を支援すべき教育委員会・学校関係者が、隠蔽に近い対応で曖昧に処理しようとしてきた意図を打ち砕くことになったのです。「いじめ」を隠蔽せずきちんと対応すれば防げた事件だった可能性は高いと思います。加害者の親たちがかなりの地元実力者だったことも、対応を怯ませた一因だったとしたら一層怒りが収まりません。

責任を曖昧にする現代日本の体質、なにも教育界に限ったことではありません。といいますか、現産業界のほうが 一段と際立っていると思います。今年になって大幅赤字をもたらしながら、既定路線といわんばかりになんの迷いもなく、社長から会長に就任するトップが続出しました
トップ自身の身の施し方・進退が、この有様ですから、会社いや日本の至る所に似たような曖昧体質がはびこっているとしてもなんら不思議はありません。

今回の中学生の自殺問題を引き起こしたような社会体質、それを先導しているという想像力が日本企業のトップに爪の先でも有るのでしょうか?  
そんな繊細な神経は持ち合わせていないからこそ、傾社・傾国 も他責(円高やリーマンショック云々)と上の空なのでしょうね。

結果として赤字に陥ったとしてもそれは状況次第でありうること、それよりもその結果を受けて 毅然と納得性のある進退を選択するトップであってほしかったと思っています、日本社会のためにも。




15 Jul

産業構造審議会新産業構造部会‐報告書: 経済社会ビジョン「成熟」と「多様性」を力に~価格競争から価値創造経済へ~

産業構造審議会新産業構造部会が先月に報告書を発行しています。具体的かつ有効な提言にはつながっていません(?)が、参考に一読されるのも良いかと思います。

[現状認識]
■我が国は、少子高齢化で潜在成長率が低下する中で、縮小連鎖が継続する「やせ我慢」の経済。名目値で所得や売上が伸びず閉塞感。
■付加価値の創出・拡大に転換しない限り、「縮小連鎖・じり貧」シナリオからは抜け出せない

[提言]
経済社会ビジョンを実現するための「攻め」の経済産業政策
■ 第1の柱: 「価値創造」を通じた潜在内需の掘り起こしとグローバル市場獲得 
■ 第2の柱: 「多様な人的資本」による「価値創造」の実現 

 平成24年6月15日報告書 経済社会ビジョン「成熟」と「多様性」を力に~価格競争から価値創造経済へ~  
 



10 May

富士通、「ものづくり」ノウハウを提供する新事業

モノづくりのノウハウを提供する新事業を富士通が立上げます。部分部分でのノウハウを提供するような事業はいくつもあると思いますが、今後の開発製造は一層複雑化したハイブリッド型が多くなるため、このような包括的なサービスの需要は強いと思います。
特に海外企業は、教えてほしいでしょうね。

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2 Feb

「2012 太陽電池データブック」

太陽電池・製造装置・部材の市場動向と主要メーカーの企業動向をまとめた「2012太陽電池データブック」が発刊となりました。太陽光発電システム・太陽電池・製造装置・部材市場を徹底分析したもので、2008~2011年の状況、2012年の見通し、2013~2015年までを確度高く予測したものです。太陽電池メーカー、製造装置メーカー、部材メーカーの主要184社を取り上げ、その業績やプロフィールなども収録しています。世界の最新動向を知ることができます。関連業務従事者にとって、必携の書となっています。


◆◇◆◇◆◇◆◇ 新刊のご案内 ◇◆◇◆◇◆◇◆

★新刊「2012 太陽電池データブック」本日発刊!

 【発 行】 電子ジャーナル
 【発行日】 2012年2月1日
 【頁 数】 752頁
 【体 裁】 A4変形無線綴じ
 【定 価】 94,500円(送料・消費税込み)




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26 Jan

「LCD&LEDドライバIC最新動向」

LCDの高速駆動・高画質化に伴い、ドライバICの重要性が一段と高まっています。TVを中心とする大型分野では、さらなる高解像度化やコスト削減に向け狭ピッチ化が進み、携帯電話・スマートフォンやタブレット端末、デジタルカメラ、カーナビなどの中小型分野でも、画面サイズの大型化や3D表示への対応を含めた“超薄型・超高精細・超高画質”が求められており、フルHDや倍速表示などの高画質な映像表示には、高速・低ノイズのインターフェース技術が欠かせません。さらに、大型LCDを含めたLEDバックライトの普及、一般照明用LEDの需要拡大が進む一方、スマートフォン向けには一層の高輝度化と低消費電力化が求められるなど、LEDドライバICもますます重要な鍵を握るようになっています。本資料集では、業界の第一人者の方々に、これらのドライバICの現状や市場・技術動向、課題、そして、今後の展望・展開などについて、徹底解説していただきました。関連技術者にとって、貴重、かつ不可欠な情報が網羅されています。


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25 Jan

マイクロコンタクトプリンティング技術

最近、フレキシブルな有機ELディスプレイや電子ペーパーといったデバイスの作製技術として、従来の金属粒子ペーストを用いたスクリーン印刷ではなく、低粘度インクによるインクジェット技術やグラビア印刷、転写印刷などの先端印刷技術が注目されています。このうち、転写技術では、近年、ナノスケールの凹凸パターンを形成したスタンプを樹脂薄膜が塗布された基板に押し当て、樹脂薄膜に凹凸パターンを転写する「ナノインプリント技術」の開発が活発です。ナノインプリント技術はモールドの凹凸面からの離型性により10nm以下の微細配線の形成も可能な点が注目され、これまで光ディスクやLED向けでは量産への適用も進んでいます


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21 Jan

新刊!「LED/有機EL照明の生体安全性とリスク評価」

LED光源や有機EL光源の性能(明るさ、演色性など)や構造が改良され、従来の白熱電球、蛍光ランプやHIDランプと並んで一般照明用途への展開が急速に進んでいます。特にLED光源は発光効率(明るさ)が従来の光源を凌駕しつつあり、近い将来には従来光源のほとんどが代替されるとの予測もあります。しかし、他方、最近のLED光源は直視するとまぶし過ぎたり、目が痛くなったりするなどの事例も出てきており、人体に対して何らかの悪影響を及ぼ す可能性が指摘されています。 続きを読む »
30 Sep

LCD用偏光板の市場動向

LCD用偏光板市場は、これまでTVやモニター、ノートPCといった大型LCD向けが面積規模の大半を占めていた。そのため偏光板メーカーは、必然的に大型LCD市況を注視しながら、取り効率の向上や広幅ラインへの投資を進めてきた。
しかしながら大型LCD用偏光板に注力すると、稼動率は維持できても、価格要求の厳しいモニターや新興国向けのTVなどの影響で利益率の低下が進む恐れがある。現在、偏光板メーカーでは利益率の高い中小型LCD向けの偏光板の技術開発が活発化している。
中小型LCD向け偏光板では、スマートフォンやタブレットなど高精細ディスプレイの需要が高まる中で、IPS/FFSモードの採用が進んでいる。従来はVA用偏光板のみ生産していた偏光板メーカーは、新たにIPS用偏光板の開発を進めている。また、モバイル端末では、パネル透過率を向上させることが求められている。
偏光板においては光学フィルムの薄型化が重要な課題とされている
TACフィルムや位相差フィルムでは40μm以下の厚みが求められている他、偏光板メーカーでは薄型化によりPVA※との張り合わせが難しくなるため、供給できる偏光板メーカーが限られている。今後も光学フィルムに求められる厚みは薄型化が進む傾向が強く、偏光板メーカーにとっては競争力を維持する大きな要因となっている。

※PolyVinyl Alcohol・・・吸水性に優れた合成樹脂。偏光フィルムはPVAにヨウ素液を漬け込み、特定方向への偏光性を持たせる。


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