東京エレクトロン(TEL)は7月11日、子会社の米TEL NEXXがLEDメーカーのアジア製造拠点にPVD装置「Apollo」を納入したと発表した。高輝度LEDの製造では、従来の蒸着に代わり、より薄膜制御が可能なPVD装置の採用が進んでいるという。Apolloは、優れたウェーハ面内・ウェーハ間の均一性で、非常に薄い金属膜を形成することができる。
バックライト
6
Jun
DigiTimesによると、米Apple製「iPad」用LCDの出荷において、韓国LG Displayとシャープが、先行する韓国Samsung Electronicsを上回ることになれば、2012年後半には台湾Radiant Opto-ElectronicsのiPad向けバックライトユニット(BLU)の出荷に大きな影響を及ぼす見通しという。RadiantはSamsungとBLUに関するパートナーであり、2012年第1四半期は新型iPad向けBLUのほとんど全てを供給した。ただし、LG、シャープとも2012年後半にはiPad向けパネルの量産が立ち上がってくる見込みで、BLUについてもRadiant以外のメーカーを採用する模様。競合が増えることで、Radiantの世界BLU市場のシェアは、2011年の77%から2012年は62%に下がるものと予想している
という。
30
May
独OSRAM Opto Semiconductors(OSRAM OS)は5月25日、中国Wuxi New District Administrative
Committee(無錫市新行政委員会)と新しいLED組立工場を江蘇省Wuxiに建設する契約を締結したと発表した。新工場では、独RegensburgおよびマレーシアPenangのラインで生産されたLED素子のパッケージングを行う。2013年後半に操業開始の予定。
10
May
米NPD DisplaySearchは5月7日、低価格の直下型LEDバックライト(BL)搭載LCDの導入により、CCFLタイプのTV用パネル市場が終了する時期が前倒しされるとの見通しと発表した。2014年末までにLCD-TV用パネル向けでLED-BLの採用が100%となる見込みで、このうち直下型LED-BLの割合は約2割に達する見通し。こうした動きは、モニタなど他の用途にも影響を及ぼすとしている。
26
Apr
LED China 2012/SIGN China 2012が中国広州国際輸出入展示場Bエリアで2月20日から23日まで4日間開催された。7Hallを5エリアに分け、LED産業別に配置し、LED産業のUp StreamからDown StreamにわたるLED 産業の全分野の約1100メーカーが参加した。
エリアはLED Lighting、LED Display, LED Display/LED Manufacturing Equipment & Testing Instrument, LED Display/LED illuminant, LED Display/LED Chip/LED Packaging & Materialで、各カテゴリー別に一覧出来る展示となった。 continue to full report
エリアはLED Lighting、LED Display, LED Display/LED Manufacturing Equipment & Testing Instrument, LED Display/LED illuminant, LED Display/LED Chip/LED Packaging & Materialで、各カテゴリー別に一覧出来る展示となった。 continue to full report
9
Mar
韓国の多結晶シリコンメーカー OCIは、台湾など世界の主要ウエハメーカーに供給するLED用サファイアインゴット製品を初出荷し、グローバル市場攻略に乗り出した。OCIは、3月2日OCI全州(チョンジュ)工場で "輸出用サファイアインゴット出荷記念式"を行い、2インチ、4インチ製品だけでなく、高付加価値製品の6インチ製品も生産して台湾、中国、日本など世界Top 5に数えられる企業に本格輸出する。
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1
Mar
豊田合成は、桃園地方法院(台湾)において、LEDチップメーカーであるFormosa Epitaxy Inc.(「Forepi」、本社所在地:台湾桃園県)に対する特許侵害訴訟を提起した(2012年2月24日)。当該訴訟では、窒化ガリウム(GaN)系発光ダイオード(「LEDチップ」)に関連して豊田合成が所有している特許(*1)のForepiによる侵害を主張し、複数のForepi製LED製品に対する差止命令を請求している。
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21
Feb
米DisplaySearchは2月16日、LCDバックライト(BL)および照明向けLEDの需給バランスは緩和されるとの見通しを発表した。2011年はLED-BL搭載TVやLED照明の需要が伸びず30%の供給過剰となったが、2012年は需要が回復し、第1四半期に19%、第2四半期には16%までギャップが縮まる模様。
30
Jan
January 30, 2012 22:19
3M Wants to Expand Market for DBEF Reflective Polarizer, by Ken Werner
During CES 2012, 3M’s Optical Systems Division set up a demonstration in the Sony Theater at the MGM Grand. Dave Lamb (Senior Physics Research Specialist) and Dave Iverson (Business Manager, LCD Television Business) discussed a consumer study sponsored by 3M and conducted by CBS Vision that bolstered 3M’s contention that using the company’s Vikuiti DBEF reflective polarizer film is a significant value add for TV brands.
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3M、商魂たくましいです。技術的な説明と市場分析、さらにユーザー調査を基に、いかにDBEFフィルムが価値があるかというのをロジカルに説明しています。
CESでの3Mプレゼンテーションの記事、興味のあるかたは是非ご一読を。
さすがと思ったのは、"83% of males and 64% of females 55 years old and older said they would pay an average of $200 for such a set."と高齢者がDBEF有のセットの価値を認めたとの説明。
層別データー分析から、今後の高齢化社会とからめて、販売向上につなげさせようという論理展開。
日本の技術者にとって、このように技術=市場価値につなげる感覚を持つことが大切になっていると思います。
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12
Jan
スマートフォン需要の拡大により、停滞していたモバイル機器用LEDドライバICの製品開発が再び活発化している。
携帯端末用LEDドライバICの開発トレンドは、シンプル・安価な設計から直列点灯×1ch方向にシフトする段階にあるが、直列・並列方式も未だ混在している。
携帯端末全体として、低消費電力化を狙ってのパワーマネージメント機能の内蔵、または、価格重視で汎用品を採用する傾向が強まっている。
特にスマートフォン用途においては、LED 8点灯~11点灯×1chという仕様で開発が進められており、照度・近接センサ、さらに、MEMSモーションセンサなどとの組み合わせシステム開発が活発化している。
また、セットメーカー各社は差別化のために装飾用LEDドライバICの採用を検討している。このため、キーパッド用やボタン用のバックライト点灯に新しいシステム設計が適用されている。
グローバルな展開をしているモバイル機器メーカー、LEDドライバICメーカーは共に、競合他社との差別化には苦労している。その中で日本市場では、多機能製品の要求が多くカスタム色が強い特殊なニーズがある。
また、震災対策などを踏まえて、各社は部材のマルチベンダー化にシフトしてきているため、新規メーカーにとっては新規参入のチャンスが大きい市場になっている。
ディスプレイ技術年鑑(2012)
携帯端末用LEDドライバICの開発トレンドは、シンプル・
携帯端末全体として、
特にスマートフォン用途においては、LED 8点灯~11点灯×1chという仕様で開発が進められており、
また、
グローバルな展開をしているモバイル機器メーカー、
また、震災対策などを踏まえて、
ディスプレイ技術年鑑(2012)