米NPD Solarbuzzは9月24日、太陽電池(PV)業界で2013年を乗り切ったモジュールメーカーは市場シェアを大きく伸ばすことができる見込みと発表した。2012年下期のPV需要は16GW程度と見られており、大手モジュールメーカーは出荷計画を下方修正せざるを得なくなっている。しかし、2013年にはPV供給の安定化の段階に入り、平均販売価格の前期比下落率が緩やかになり、在庫積み上げのリスクも緩和されると見られるという。
太陽光発電
27
Sep
米IHS iSuppliは9月14日、太陽電池用Poly-Siについて、8月に価格下落が進行したものの、業界で供給過剰を緩和させようとする動きが見られず、Tier 1のサプライヤーは市況を安定させるために減産を検討すべきと発表した。9Nグレード品を見ると、8月の大口価格は27.80ドル/kg、スポット価格は21.90ドル/kgとなっており、これはスポット価格の下落が一段と進み両者のギャップが拡大したためという。また、6~8Nグレード品の大口価格は22.7ドル/kg、スポット価格は20.10ドル/kgとなった。9~10月の価格は回復基調に転じそうだが、欧米とのアンチダンピング問題で不確実性が増している。また、Tier 1サプライヤーの工場稼働率は引き続き高い水準にあり、もしこの水準を維持し続けると、Poly-Siの供給過剰は今後12か月間続くだろうと予想している。
24
Sep
米IHS iSuppliは9月14日、太陽電池用Poly-Siについて、8月に価格下落が進行したものの、業界で供給過剰を緩和させようとする動きが見られず、Tier 1のサプライヤーは市況を安定させるために減産を検討すべきと発表した。9Nグレード品を見ると、8月の大口価格は27.80ドル/kg、スポット価格は21.90ドル/kgとなっており、これはスポット価格の下落が一段と進み両者のギャップが拡大したためという。また、6~8Nグレード品の大口価格は22.7ドル/kg、スポット価格は20.10ドル/kgとなった。9~10月の価格は回復基調に転じそうだが、欧米とのアンチダンピング問題で不確実性が増している。また、Tier 1サプライヤーの工場稼働率は引き続き高い水準にあり、もしこの水準を維持し続けると、Poly-Siの供給過剰は今後12か月間続くだろうと予想している。
20
Sep
September 20, 2012 00:00
Almost all China-based integrated solar makers facing financial pressure, says LDK Solar president
China-based LDK Solar recently announced a huge net loss for the second quarter. On September 18, 2012, the firm held a product launch for its M3 high-efficiency solar wafers in Taipei during which company COO and president, Xingxue Tong noted that almost all China-based vertically integrated solar firms are currently facing financial problems due to oversupply in the global market.
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20
Sep
米SunPowerは9月12日、東芝との長期的な提携関係を今後数年にわたり延長すると発表した。基本供給契約では、東芝は急成長する日本の住宅用太陽電池市場に対応するため、100MW以上に相当するSunPowerの高効率モジュールを発注する。SunPowerは2010年に東芝と提携して以来、約70MW相当のモジュールを納入しているという。
19
Sep
日本写真印刷は9月14日、色素増感太陽電池の市場創出を目指した実証実験を開始すると発表した。2012年度から3年間で新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成金を活用。島根県産業技術センターと共同開発した「EneLEAF」用いて、広告媒体やオフグリッド型照明といった高付加価値製品を想定した試験を行う。具体的には、王将フードサービスの店舗で壁面発電パネルを設置したり、京都市の岡崎エリアにオフグリッド型照明を備え付けたりする。
9
Sep
米NPD Solarbuzzは8月28日、2012年下期のアジア太平洋地域の太陽光発電(PV)需要が前年比80%増となり、第4四半期には5.3GWレベルに達する見込みと発表した。これまでのPV市場は欧州の主要国が年末需要を牽引してきたが、2012年第4四半期は新興国を含む各地で需要が広がり、PV産業が新たな移行期に突入したことを示す結果になっているという。
31
Aug
パナソニックは29日、米国で大規模太陽光発電システムの施工事業を強化するため、顧客の資金調達を援助する現地企業と提携したと発表した。これで、太陽光発電システムの案件開発、パネル納入、施工、保守に加え、ファイナンスのサービスまでを総合的に提供する体制を整え、米国市場でのエネルギー事業の拡大を図る。
提携したのは米国のコロナル・マネジメント(デラウェア州)で、同社は、パナソニックが施工、保守する太陽光発電システムの設置資金を供給するファイナンス会社を近く設立する。
パナソニックは、顧客に対して、太陽光発電所のデザイン、パネル調達、施工、保守のサービスを展開するとともに、建設資金の調達も含む一貫サービスを提供する。今後、米国市場において1メガワット前後の太陽光発電所の建設を積み上げて、2―3年で100件以上、計100メガワットの案件成立を目指す。
10
Aug
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は7日、太陽電池最大手、茂迪(モテック・インダストリーズ)に対する出資を時期を見て引き揚げると初めて発言した。業界では、シリコン太陽電池市場の競争激化、相場急落から、TSMCの子会社が手掛けるCIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)薄膜太陽電池を選択したとみられている。8日付経済日報などが報じた。
モテックは上半期の連結純損失32億2,500万台湾元(約85億円)を発表し、7日株価は過去最低の28元まで下がった。TSMCは2009年、モテック株を1株82.7元、総額62億元で20%取得しており、帳簿上40億元近い損失を被ったとみられている。
張TSMC董事長は、損失額は計算してみないと分からないが、出資の目的は遂げたので、今後は単なる投資対象と見なし、適当な時期に株式を処分することもあり得ると語った。同社は、株式を今すぐ手放す計画も予定もなく、当面は董事2席を維持し、財務諸表にも何ら影響は出ないと強調した。また、太陽電池産業を長期的には好感しているため、薄膜太陽電池を主力に据える考えだと説明した。
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9
Aug
東レは欧州で産業用太陽電池の出力が低下する「PID現象」が相次いで起きていることを受け、瀬田工場(大津市)内にある環境・エネルギー開発センターに独自の評価設備を導入した。同社は太陽電池向け保護フィルム(バックシート)を手がけており、第三者機関の活用だけでなく自社でもPID現象に関するデータを取れるようにした。データを自社製品の品質保証に役立てるほか、製品開発などにも生かす。
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