米ソフトウエア大手マイクロソフトのバルマー最高経営責任者(CEO)は9日、株主に宛てた書簡の中で、同社の将来的なビジョンとしてハードウエア事業とオンラインサービスを挙げ、新たな方向性を示した。
これにより、長年のライバル会社アップルに倣って、マイクロソフトがいずれ独自の携帯電話を生産する可能性が示唆された。
バルマーCEOは書簡で「ゲーム機のXBOXや最近発表したタブレット型端末のサーフェスのように、特定の目的で特定のデバイスを作るときが来るだろう」と語った。
同CEOは、米デルや韓国サムスン電子、台湾の宏達国際電子(HTC)など従来のハードウエア提携企業と引き続き協力していく方針を示す一方、「エコシステム」におけるマイクロソフトの役割が変化していくことを明確にした。
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