スマートフォンやタブレットPC市場が成長し、薄型ソリューションへの要求が高まっている。これにより、薄型PVAの採用やTACフィルムの代替など、偏光板にも組み合わせの変形が登場する中で、特に薄型アクリルフィルムの採用が始まっている。IHS Displaybank が最近発刊した 「偏光板と部材フィルム産業の動向分析」レポートによると、アクリルフィルムは、2014年から本格的な成長が予想され、2016年にはプレーンTACフィルム(補償フィルムを除くPVA保護フィルム)と補償フィルムの市場でも約20%のシェアを占めると見られる。
アクリルフィルムは、これまでIPS用偏光板補償フィルムのZ-TAC一体フィルムに採用されてきたが、最近では、プレーンTACフィルムを代替する動きも出てきた。すでにタブレットPCなどの中小型アプリケーションに採用され始め、来年にはアクリル表面処理の登場も期待される。
アクリルフィルムは、偏光板業界の三強である日東電工、住友化学、LG化学が独自の生産技術を保有している。特にLG化学は樹脂の生産技術も確保していることから、今後のアクリルフィルム成長が、偏光板市場での地位固めに寄与出来るとしている。
一方、第1四半期の大型TFT-LCD用偏光板市場は、LG化学が27.3%でトップシェアを確保、日東電工が25.3%、住友化学が25%で、3社のシェアが80%に達した。台湾のCMMTは7.5%、BQMが6.6%となり、韓国の第一毛織が5.4%と続いた。売上高ベースでは面積当たりの価格が高いタブレットPC用偏光板とAMOLED用偏光板を一番多く供給している日東電工がLG化学を抜いている。
2012年全体の偏光板市場は前年比4%増の99.4億ドルに達すると見込まれ、このうち大型LCD用偏光板市場は80億ドル(81%)、中小型TFT-LCD用16.3億ドル(16%)に達すると予想される。また、AMOLED市場と共に成長が期待されるAMOLED用偏光板市場(金額ベース)は、今年の偏光板市場全体の約2%となる1.67億ドルから、2016年には全体の9%となる10億ドルを超えると期待される。






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