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Flat Panel TV and Display World + Solar Power beyond

薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。 このブログで激しい市場の動きに追随できます。---- Since Nov.2004

Innolux

27 Mar

新奇美電誕生

台湾最大で世界3位の液晶パネルメーカー、新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)が18日正式に発足した。同社はモニター用パネルおよび中小型パネルで出荷量世界一となる。鴻海科技集団(フォックスコン)や旧・奇美電子(CMO)などから集約した企業リソースは液晶パネル産業史上最高と言え、従来の受託生産専業に代わる新たなビジネスモデルの構築に期待がかかる。

新・奇美電は、鴻海集団傘下の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)、旧・奇美電、および統一企業集団(ユニプレジデント)傘下の中小型パネルメーカー、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)の3社合併によって誕生した。市場調査機関、ディスプレイサーチの統計によると、新・奇美電の今年液晶モニ
ター用パネルの出荷枚数は5,500万枚に達し、世界シェア32%で首位となる。

最近注目を浴びている発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した液晶モニター向けのパネル出荷枚数は1,100万枚で、LEDパネル市場全体の26%を占めて同じく首位となる見通しだ。中小型パネルでは、3社の製品、顧客の相互補完効果が発揮される。 統宝のノキア、サムスン電子、モトローラ、宏達国際電子(HTC)などの顧客、群創のノキア、ソニー・エリクソンなどを合わせると、新・奇美電はほぼあらゆる大手携帯ブランドからの受注を確保することになる。

さらに、旧・奇美電は中国市場に強みを持っていたため、今後同方面でのさらなる業務拡大も期待できる。新・奇美電は中小型パネル生産拠点として、統宝の3.5世代工場(単月のガラス基板投入枚数約7万枚)、群創の4.5世代工場(約5万枚)、旧・奇美電の3.5世代工場(約5万5,000枚)および4世代工場(約8万8,000枚)を網羅する。中小型パネルの出荷枚数は単月で4,000万枚以上、通年ベースでは4億~4億5,000枚が見込め、世界シェア15~20%の最大手メーカーとなる。

新・奇美電でモバイル部品製品事業処長を務める許庭禎氏(元群創副総経理)は新・奇美電の特徴について、「部品、モジュールをグループ内で調達できる上、パネル製品の設計から受託生産まで可能な、パネルにおいて全方位的なソリューションプランを提供する役割を果たせる」と強調。「台湾パネル産業でこうした位置付けは過去に例が無く、受託生産専門の従来ビジネスモデルを覆すことになる」と自信を示した。

新・奇美電発足の記者会見を行った段行建董事長兼執行長(CEO)は、今年の設備投資額は600億台湾元(約1,710億円)で、主に8.5世代工場と6世代工場の生産拡張に投じると表明した。旧・奇美電が南部科学工業園区(南科)高雄園区に建設し、この3月に生産をスタートさせた8.5世代工場には、今年新たに200億元を投じて、生産能力を年末の段階でガラス基板投入ベースで2万7,000枚、来年末で5万4,000枚とする計画だ。その後も市場の需要に応じて投資を拡大する。
また、群創が擁していた第6世代工場へも今年200億元余りを投じ、最大月産能力をガラス基板投入ベースで18万枚とする計画だ。

段董事長は、中国市場への進出や製品の出荷目標などの注目点については記者会見で明らかにせず、「まだ新会社発足1日目で、多くのことに着手しなければならない。説明できるのはその後だ」と釈明した。段董事長によると、新・奇美電が抱える部品の管理番号は15万件と、通常の6万件の2倍以上に上る。同じ部品でも群創、旧・奇美電、統宝で管理番号が異なっており、整理するだけでもかなりの時間がかかるという。また、同一顧客が群創と旧・奇美電から同種のパネルを異なる価格で調達していたケースもあり、今後の業務戦略を立案するのも、これら細かい点を整理して運営態勢が整った後になると語った。
25 Feb

Innolux、中国へのLCDパネル工場建設を検討、Hon Hai会長が発言

台湾Hon Hai Precision Industryの子会社Innolux Displayが、中国での大型LCDパネル工場建設を検討している。
Reutersが報じた。
台湾政府が先日、LCDパネルメーカー/半導体ファンドリーによる中国への投資を一部認可すると発表した数時間後に、Hon Haiグループ会長のTerry Guo氏が「合法となるなら、中国を優先的に考慮する」と発言。
台湾のパネルメーカーは、コスト削減や中国市場でのシェア拡大に向けて、韓国パネルメーカーに対抗するため、台湾政府に早急に進出を認可するよう求めてきた経緯があり、以前から競合の台湾AU Optronics(AUO)も、認可され次第、中国政府に第7.5世代(7.5G、基板サイズ1,950×2,250mm)パネルラインの建設許可を申請すると明らかにしている。
なお、Guo氏の発言後、Innoluxの株価は0.6%上昇した。
20 Jan

Innolux、2009年LCDモニター/パネル出荷は前年比増も通期の業績は赤字に

台湾Innolux Displayが、2009年のLCDモニター/TFT-LCDパネル出荷実績、2009年度通期2009.1~12)の業績を発表した。
2009年における同社のLCDモニター出荷台数は前年比15.8%増の3,363万台、出荷額は同0.8%増の1,224億NTドル(約3,550億円)となり、台数ベースでの世界シェアは23%。一方、2009年のLCDパネル出荷枚数は、大型(10インチ以上)が1,444万枚、出荷額は335億5,000万NTドル(約973億円)、中小型が1億500万枚で180億NTドル(約522億円)となった。
また、全体の平均稼働率は、2008年の68%から6ポイント増の74%に上昇。
部門別に見ると、モニターの稼動率が86%、大型パネルが68%、中小型が72%となった。
投資額は、2009年の17億4,000万NTドル(約50億円)から20.7%増の21億NTドル(約61億円)とする計画である。
2009年度通期(2009.1~12)の業績は、売上高は前年比2%増の1,635億5,000万NTドル(約4,740億円)、当期純利益は24億NTドル(約70億円)の損失。
2010年春にInnoluxと合併する台湾LCDパネルメーカー2社のうち、Chi Mei Optoelectronics(CMO)の売上高は2,857億9,000万NTドル(約8,290億円)、当期純利益は30億4,000万NTドル(約88億円)の損失、TPO Displaysの売上高は236億NTドル(約68億円)、当期純利益は20億5,000万NTドル(約59億円)の損失で、いずれも赤字となった。
19 Jan

Chimei Innolux may become second largest panel maker worldwide in 3Q10

 Chimei Innolux Corporation, a new entity to be formed in March, is expected to surpass LG Display (LGD) to become the second largest LCD panel maker worldwide in the third quarter of 2010, and aims to challenge NT$603.3 billion (US$18.99 billion) in revenues and NT$20.1 billion in net profit for the year, according to Innolux Display.
Innolux, which is set to merge with Chi Mei Optoelectronics (CMO) and TPO Displays to form Chimei Innolux, noted that in 2011 revenues and net profit are expected at NT$680 billion and NT$35.7 billion respectively,and in 2012 they will rise to NT$750 billion and NT$48.6 billion, respectively.
Innolux noted that the merger with CMO will help Innolux improve its multi-domain vertical alignment (MVA) technology for large-size panels. It can also help narrow the gap between Innolux and its Korea-based competitors Samsung Electronics and LG Display, the company noted.

Merging with TPO Displays will enhance Innolux's LTPS technology and help it enter the supply chain for first-tier vendors' high-end handsets, Innolux added.

Innolux currently has one 4.5G plant, which mainly produces small- to medium-size panels with a monthly capacity of 45,000 substrates. Its 5G plant chiefly produces large-size panels, with a monthly capacity of 85,000 substrates.

Its 6G plant will start mass production in the third quarter of 2010 with a monthly capacity of 40,000 substrates, and the new plant at first will mainly make monitor panels, and will later also produce TV panels depending on market demand, Innolux said.
8 Jan

新奇美電、3月1日誕生へ

液晶パネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)、奇美電子(CMO)、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)は6日、臨時株主総会を同時に開催し、3社の合併案に株主の承認を獲得した。3社は当初4月30日に予定していた合併基準日を3月1日に前倒しすることで協議を進めており、注目を
集める新・奇美電子(英文名・Chimei Innolux Corporation)の誕生は約2カ月早まる見通しだ。7日付工商時報が報じた。
3社は前倒しでの合併完了を目指し、「新奇美」内部の統合作業を急ぐ構えだ。また、各社は合併基準日の1カ月前に上場を中止する必要があるため、奇美電は2月に入ってすぐに上場を取り下げる見通しだ。
企業合併には通常、人員整理を伴うことが多いが、群創の段行建董事長は6日、「『新奇美』ではリストラは行わない」と強調した。その上で、「経営や業績を考慮して人員調整を行うことは企業の常で、合併とは関係ない」と語り、世界で約10万人に膨れ上がる「新奇美」の人的リソース統合には経営者の手腕が問われるとの見方を示した。

一方、群創のパネル生産能力について段董事長は、第6世代工場は現在の月産4万枚から今年末までに10万5,000枚まで引き上げるとの方針を示した。中国での後工程モジュール(LCM)工場については、奇美電および統宝光電が同工場を設置する華南(浙江省嘉興市嘉善県)と華東地区(福建省アモイ市)での新設計画を見合わせ、同2社がラインを保有しない内陸部(重慶市)での新工場設置はスケジュール通り計画を進める。

一方、奇美電の王志超総経理によると、昨年第4四半期の同社の生産ライン稼働率は90%以上を維持した。さらに今年第1四半期は、米国でアメリカンフットボールのスーパーボウル開催(2月1日)や、中国市場の春節(旧正月)連休が液晶モニターや液晶テレビ向けパネルの需要を喚起すると予想され、稼働率は前期を上回ると予想している。同社では春節期間中もラインを止めず、フル稼働させる。
陳世賢・奇美電財務長(CFO)も、「IT(情報技術)製品用パネルの需要には明らかな回復が見られ、テレビ向けも不安要因は見当たらない」と指摘する。
IT用パネルは需要に陰りが見えた昨年9月から数カ月が経過して川下の在庫水準が低下しており、価格は近いうちに反発すると予測した。
また統宝光電の董事長でもあり、パネル業界の見通しの正確さに定評のある、ノートパソコン大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の陳瑞聡総経理は6日、現在ノートPC用パネルは14インチおよび15インチ型の需給が逼迫(ひっぱく)しており、3月か4月には供給不足に陥るとの見方を示した。またテレビ向けは既に不足しており、パネル景気は今年、1年を通じて好調となると予測を語った。
29 Dec

台湾公正取引委員会、Innolux/CMO/TPOの合併を承認

台湾公正取引委員会(FTC:Fair Trade Commission)が、台湾のLCDパネルメーカーInnolux DisplayとChi Mei Optoelectronics(CMO)およびTPO Displaysの合併を承認した。
.FTCは承認の理由として、この合併がLCD市場における競争を制限する恐れはなく、また、台湾経済にポジティブな影響を与えると判断したことを挙げている。
19 Dec

CMO、カルテル判決はInnoluxとの合弁に影響なし、合弁時期は前倒しへ

台湾Chi Mei Optoelectronics(CMO)が、米司法省が下した独占禁止法への違反判決による罰金刑は、台湾Innolux Displayとの合弁計画には影響ないと発表した。
DIGITIMESなどが報じた。Innolux担当者は、この決定がCMOとInnoluxの合弁見直しにつながる可能性は、との質問に対し、「まだ両社は合併しておらず、この問題はCMOが解決すべきもの」と回答。
一方、CMOは決定には従い、罰金額2億2,000万米ドルを速やかに納付するとし、さらに、Innoluxとの合弁期日を当初の2010年4月30日から3月1日とに前倒しすることを明らかにした。
14 Dec

CMO says price-fixing fine not to affect Innolux merger

Chi Mei Optoelectronics (CMO) has said that its settlement with the US Department of Justice (DOJ) to resolve anti-trust allegations will not affect its plan to merge with Innolux Display.

But the company is looking to advance the merger to March 1, 2010 from the original schedule of April 30, CMO said.

CMO on Thursday (December 10) announced that it has agreed to pay a fine of US$220 million to resolve anti-trust allegations in the DOJ's ongoing price-fixing probe targeting LCD panel makers in Japan, Korea and Taiwan.

Asked if the settlement would result in a re-negotiation of the terms for the merger, Innolux said questions concerning the settlement should be handled by CMO, as the two companies have not yet merged.
10 Dec

Innolux/CMO、合併後の生産能力は過剰との指摘あり

台湾のLCDパネルメーカーInnolux DisplayとChi Mei Optoelectronics(CMO)が合併して誕生するChimei Innoluxが、受注量に対して生産能力が過剰と指摘されている。
Central News Agencyが報じた。
業界関係者によると、合弁後もInnoluxのモニターメーカー世界トップの座は揺るがないが、競合/顧客のセットメーカーが供給先を他のパネルメーカーに変更 する可能性が高いという。
このため、Chimei Innoluxには生産能力の調整とラインアップの最適化、さらにより多くの顧客を確保する必要があるとしている。CMOは、第5世代(5G、基板サイズ1,100×1,300mm)ライン2本、第5.5.世代(5.5G、同1,300×1,500mm)1本、第6世代(6G、同1,500×1,850mm)1本などを、Innoluxは5Gと6Gを1本ずつ保有しており、合弁後の生産能力は世界第3位となる。現在、CMOは中国TV用パネル市場で最大のシェアを占めているため、これがある程度、合弁後の生産能力過剰の問題の解決に寄与すると見られる。
Innolux親会社の台湾Hon Hai Precision Industryは、中国向けLCD TVのOEM事業により、さらなるシェア拡大を目指すとしている。
4 Dec

CMO/Innolux合併時期は2010年初めに、またAUOは今週金曜日にCPTの買収を発表か

DigiTimesによると、Chi Mei Optoelectronics(CMO)と台湾Innolux Displayの合併は早ければ、Innoluxの株主総会と取締役会が行われる2010年1月6日になる模様。台湾TPO Displaysとの合併も予定より1か月早い2010年3月頃になる見通し。
また台湾AU Optronics(AUO)が12月4日に台湾Chunghwa Picture Tubes(CPT)の買収を発表するという。買収は、AUOが台湾最大のLCDメーカーの座を維持することが狙いとみられるが、仮に買収が成功してもCPTの戦略に変更はないものとみられる。
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