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Flat Panel TV and Display World + Solar Power beyond

薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。 このブログで激しい市場の動きに追随できます。---- Since Nov.2004

IPS-α

4 Jun

パナソニック、姫路の液晶パネル工場で竣工式

パナソニックは6月2日、兵庫県姫路市のIPSアルファテクノロジ姫路において、竣工式を開いた。午前10時から行なわれた神事および直会では、IPSアルファテクノロジ姫路の米内史明社長、パナソニック AVCネットワークス社の森田研社長や、宮田賀生上席副社長が参加したほか、兵庫県の吉本知之副知事、姫路市の石見利勝市長も駆けつけた。
IPSアルファテクノロジ姫路の米内史明社長は、「IPSアルファ液晶パネル技術を進化させるとともに、世界トップの生産コストを追求。圧倒的なコスト競争力を持つパネルを、パナソニックの世界の液晶テレビの組立工場に供給し、これらの組立工場と連携することで、液晶テレビのトータルコストを引き下げていきたい」
と挨拶。
パナソニック AVCネットワークス社の森田研社長は、「IPSアルファテクノロジ姫路の稼働によって、40型以上のプラズマパネルに加えて、中小型向けの液晶パネルも自分たちの思いで作れるようになった。両方を持つことで、今年度数100万台の上乗せが期待できる」とする一方、「一度稼働を延期したものを、また前倒しにするというように、前後運動したことは反省している。もう少し早く稼働させて需要に応える必要があった。長期的視点で見る必要があった」と語った。

パナソニックの新工場完成 (ヘリコプター上空からの撮影動画)



1 Apr

IPSα、パナソニック主導で新工場の量産開始時期を3ヶ月前倒しへ

IPSアルファテクノロジ(IPSα)が、LCDパネル新工場(姫路市)の本格稼働の開始時期を予定より3ヶ月早い2010年4月初旬に前倒しする。
Reutersが報じた。
同工場の総投資額は2,350億円で、ガラス基板サイズは第8世代(基板サイズ2,200×2,500mm)を採用、32インチ換算で年産480万枚の生産能力を持つ大型TV用パネル専用として2008年7月に建設が開始され、当初の量産開始時期は2010年1月を予定していたが、その後の世界的な景気後退により同年7月に延期すると発表。
しかし、TV用パネルの供給不足を受け、IPSαの実質的なオーナー企業で2009年のFPD TV販売台数で世界4位だったパナソニック向けに、すでに姫路工場では本格稼動前の少量生産を行っているという。
こうした同報道に対し、パナソニックは前倒し決定の理由を否定。
「LCDパネルの需給が引き締まっていることは事実だが、このために量産開始時期の前倒しを決定したわけではない」としている。
現在、パナソニックは茂原工場(千葉県)で年720万枚(32インチ換算)のTV用パネルを製造しており、姫路工場の本格稼働により7月には年1,200万枚(同)体制が確立する。
その後も市況に応じて順次増強し、最大で年産1,500万枚(同)まで引き上げる計画。
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