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Flat Panel TV and Display World + Solar Power beyond

薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。 このブログで激しい市場の動きに追随できます。---- Since Nov.2004

東芝

20 Sep

SunPower、東芝との長期提携関係を延長

米SunPowerは9月12日、東芝との長期的な提携関係を今後数年にわたり延長すると発表した。基本供給契約では、東芝は急成長する日本の住宅用太陽電池市場に対応するため、100MW以上に相当するSunPowerの高効率モジュールを発注する。SunPowerは2010年に東芝と提携して以来、約70MW相当のモジュールを納入しているという。




12 Sep

東芝が23億円支払いで和解、米液晶パネルのカルテル訴訟

東芝は11日、液晶パネルの価格カルテルをめぐる米国での集団訴訟で、原告のパソコンメーカーなどと和解金3000万ドル(約23億円)を支払うことで和解したと発表した。

同社は違法性を一切認めていないが、訴訟長期化の影響などを考慮し、和解に踏み切った。和解による2013年3月期の連結業績予想への影響はないという。



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5 Sep

東芝、材料費1/5で透明導電フィルム開発-レアメタル使わず作製・広い波長で透過

東芝は炭素原子がシート上に並んだグラフェンの超薄膜と、銀を使ったナノメートルサイズ(ナノは10億分の1)の細い線材膜を重ねた透明導電フィルムを開発した。透明で電気を通す透明導電膜はインジウム・スズ酸化物(ITO)を用いたフィルムが一般的に使われているが、レアメタル(希少金属)であるインジウムを使うため資源的な制約があり、透過する波長範囲も可視光に限られる。開発したフィルムはITOに比べ約3倍の広い波長範囲で透過し、材料費も同5分の1と少ない。2016年以降の実用化を目指す。
 11日から14日まで松山市で開かれる応用物理学会で発表する。
 透明導電膜は、太陽電池や液晶ディスプレー、照明、光センサーなど、光と電気の相互変換のために使われている。今回開発したフィルムは厚さ25マイクロメートル(マイクロは100万分の1)、幅2センチメートル、長さ2・5センチメートル。


28 Jul

東芝、加賀東芝に量産ラインを構築し白色LED素子を量産へ

東芝は7月25日、白色LED素子の量産を開始すると発表した。同社はGaN-on-Silicon技術を使用したLEDチップの開発を進めており、今年1月からは米Bridgeluxと白色LED素子を共同開発しており、Bridgeluxの結晶成長技術とLEDチップ構造に東芝の製造技術を組み合わせ、最高614mWの光出力を有するチップの試作にも成功している。今回、この成果を生かして白色LED素子の量産を開始する。量産ラインは加賀東芝エレクトロニクスの200mmウェーハ対応の製造棟内に構築され、10月から量産を開始する。



6 Jul

東芝、米国の集団訴訟で8700万ドルの支払い命令

東芝は7月4日、LCD事業に関して独占禁止法違反の疑いあるとの主張により、米カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に提訴された裁判で、8700万ドルの支払い命令が出されたと発表した。これに対し、東芝は一切の違法行為はないと主張、違法性および損害を認定した今回の陪審による評決は不当と考えており、主張が認められるよう法的手段を用いて対応するという。


17 May

東芝、薄型テレビの国内生産から撤退

 東芝が、国内での薄型テレビ生産から撤退したことが分かった。
 17日午後に発表する。国内で唯一、テレビを生産していた埼玉県の深谷工場での生産を終えた。韓国勢などの攻勢を前に、国内での生産は採算が合わないと判断したとみられる。今後、国内ではテレビ関連の技術開発やこれまでのテレビ購入者へのアフターサービスに専念する方針だ。
 東芝は、「REGZA(レグザ)」ブランドで薄型テレビを販売している。だが、世界市場での売上高の占有率(シェア)は5・1%の6位にとどまり、首位の韓国のサムスン電子(23・8%)に大きく水をあけられている。
 収益面でも、東芝の2012年3月期連結決算は、税引き後利益で737億円の黒字を確保したが、テレビ事業は約500億円の営業赤字で、業績の重荷になっていた。
 今後のテレビ生産は、海外の生産拠点と外部に委託して続ける。深谷工場では、テレビの保守点検業務などを行い、雇用は維持する方針だ。
12 Apr

東芝の Tegra 3 タブレットは「Excite」、7.7型有機EL や13型 1600 x 900など

toshibaat3s0東芝が Thrive シリーズ(日本だと「レグザタブレット」)に続く新作 Android タブレットを米国で発表しました。「ワンサイズではしっくりこない」("One size does not fit all")ので、3サイズ展開。7.7インチ、10インチ、そして大型13インチというラインナップです。

いずれのサイズでも共通なのは、プロセッサに Tegra 3 を採用すること、背面カメラが5メガピクセル、前面カメラは2メガピセルなこと。メモリは1GB。micro USB 端子も各モデルで搭載。ボディはアルミで、ディスプレイはゴリラガラス採用。プラットフォームは Android 4.0 "Ice Cream Sandwich" です。

各サイズの詳細は以下のとおり:
  • 7.7インチ:東芝初の有機 EL ディスプレイ採用モデルで、1280x800解像度。microSDカードスロット搭載。約380g。6月10日発売。
  • 10インチ:1280x800解像度。micro HDMI端子にフルサイズのSDカードスロット搭載。約600g。10時間動作。5月6日発売。
  • 13インチ:1600x900解像度。micro HDMI端子にフルサイズのSDカードスロット。「依然として持ち運びやすい」約1000g。13時間動作。6月10日発売。



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30 Jan

ジャパンディスプレイ 大塚氏、「今後5年間で3000億円の投資を実施」

ジャパンデスプレイ統合準備会社の大塚周一代表取締役社長は、1月26日に都内で開催された第22回ディスプレイサーチフォーラムで講演し、4月に発足するジャパンディスプレイは今後5年間で総計3千億円規模の設備投資を行い、研究開発には総額1500億円超を投じると述べた。
現在、統合前の3社合計(国内)で7600名強の社員については、6400~6500名程度まで削減する方針も明らかにした。間接部門を中心に人員を削減し、研究開発や設計部門には手をつけないとした。3社は経営難からすでに研究開発部門を相当リストラしてきており、これ以上削減せず、競争力を持たせるためには研究開発力の強化が必要とした。設計部門では余剰人員が出る可能性もあるが、リストラはせず、顧客がパネルをカスタマイズし差異化が図れるように、顧客とのさらにきめ細かい対応にあたらせる。
能美(石川県)の第5.5世代ラインを今年立ち上げ、茂原(千葉県)の第6世代ライン(パナソニックから買収)はa-Si TFTから低温Poly-si TFTに転換し2013年に立ち上げる。
有機ELパネルを量産してほしいと言われているが、現在3社の所有する技術を精査中であり、現有技術で競合他社に追従するか、次世代から新技術で参入するかはまだ戦略を決定するまでには至っていない」と語った。




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21 Jan

東芝モバイルディスプレイ、インセル型タッチパネル機能付き7型低温ポリシリコン TFT液晶ディスプレイの開発

- 静電容量型多点タッチ機能を液晶セルに作りこみ -
東芝モバイルディスプレイはタッチパネルを外付けすることなくディスプレイそのもので多点タッチ入力が可能な車載、産業用途向け7型低温ポリシリコン(以下LTPS) TFT 液晶ディスプレイを開発。
LTPS TFT技術を用いて液晶パネル内部に表示画素電極及びTFTを形成するのと同時に、周辺の静電容量変化の検出回路を作りこむことでタッチパネル機能を内蔵する。これにより、外付けタッチパネルの従来品に比べ厚みは57%減(同社比)の約1mm、重量は48%(同社比)の225g、外光反射率は約10%低減され、モバイル用途の機器の薄型化・軽量化、および省資源、省電力などの環境負荷低減に貢献し、明るい場所でも外光の反射が抑えられ鮮明な表示と直感的な多点タッチ操作を可能にする。

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10 Jan

東芝、北米で新型タブレット4機種発表 「シェア10%目指す」

companion16東芝は8日(日本時間9日)、米国ラスベガスで10日に開幕する世界最大規模の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」を前に記者会見した。CESでは軽さや高精細さが特徴の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネル搭載型を含む4機種のタブレットを一気に出展。品ぞろえを拡充し、拡大が期待される北米市場で2012年度にアンドロイド端末のシェア10%獲得を目指す。

 出展するのは、5・1型から13・3型までサイズの異なる4機種。来月にも、米国で発売する10・1型は薄さ7・7ミリ、重さ558グラムと業界最高を達成しており、東芝の大角正明執行役上席常務は「13型でも1キロ、1センチを切ることを目標にしている」と自信を見せた。

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