富士フイルムは、米Universal Display Corp.(以下、UDC)に、有機ELに関する特許を譲渡する契約を結んだ(ニュースリリース)。譲渡対象は、国内外の特許と特許出願およそ1200件から成る特許ポートフォリオで、対価は1億500万米ドル。 富士フイルムは、10年以上にわたって有機EL分野での研究・開発を進めてきた。富士フイルムによれば、同社とUDCは両社にとって有益な戦略的関係構築を探索・協議してきた。その第一歩として特許ポートフォリオ譲渡に合意したとする。 これにより、UDCは特許ポートフォリオを従来の約2倍に拡充し、将来の新しい有機EL材料や製品開発の可能性を広げていく。富士フイルムは、水蒸気透過率が高い「超ハイバリア性透明フィルム」や透明導電性フィルム、フレキシブル基板といった高機能材料を、UDCの顧客を含む全世界の有機ELメーカーに供給する。両社は戦略的関係を発展させる協議を今後も続けるという。
特許
25
Jul
チェ・ジソン副会長が、14日にシンジョンギュン社長と共に出国、16日、米国サンフランシスコでティム・クックCEOと密かに会ったことを消息筋が伝えた。
これは、両社の特許訴訟を扱っているサンノゼ地方裁判所のルシー裁判官の調整によるものだ。ただし詳細スケジュールは機密保持命令が下されていた。サムスン電子とアップルもチェ副会長とクックCEOの会合については一切言及していない。
続きを読む »
これは、両社の特許訴訟を扱っているサンノゼ地方裁判所のルシー裁判官の調整によるものだ。ただし詳細スケジュールは機密保持命令が下されていた。サムスン電子とアップルもチェ副会長とクックCEOの会合については一切言及していない。
続きを読む »
19
Jul
DigiTimesによると、シャープと台湾E Ink Holdingsは、広視野角技術でクロスライセンスを締結したという。シャープは最大顧客である米Appleの「iPad」向けTFT-LCDで広視野角技術が求められており、E Ink傘下の韓国Hydis Technolgyが有するFFS技術の利用においてライセンスが結ばれた模様。
17
Jul
薄型テレビで世界トップシェアを争う韓国サムスン電子とLG電子。その最先端技術に関する情報が、イスラエル企業を通じて海外に流出し、韓国検察が捜査に乗りだした。流出したのは、韓国経済を牽引(けんいん)する両社が今後の世界戦略の中心に据える有機EL(エレクトロルミネッサンス)テレビ技術。韓国では「国家的損失だ」と大騒ぎになっている。
海外への情報流出が明らかになったのは、韓国勢が技術面でも世界で先頭を走るアクティブマトリクス式有機ELパネル製造技術。これまで主流だった液晶パネルが、画像などを表示する際にバックライトなどの発光体を備えなければ機能しなかったのに対し、有機ELはパネルそのものが光を出す性質を持っているため、ディスプレー装置の大幅な薄型・軽量化が可能となる。次世代の大型薄型テレビやスマートフォンのコア・テクノロジーと目される技術だ。
続きを読む »
海外への情報流出が明らかになったのは、韓国勢が技術面でも世界で先頭を走るアクティブマトリクス式有機ELパネル製造技術。これまで主流だった液晶パネルが、画像などを表示する際にバックライトなどの発光体を備えなければ機能しなかったのに対し、有機ELはパネルそのものが光を出す性質を持っているため、ディスプレー装置の大幅な薄型・軽量化が可能となる。次世代の大型薄型テレビやスマートフォンのコア・テクノロジーと目される技術だ。
続きを読む »
30
May
シャープは、酸化物半導体であるIGZO(In-Ga-Zn-O)薄膜トランジスタ(TFT)を駆動素子に使う液晶パネルについて、科学技術振興機構(JST)から関連特許のライセンスを受けていることを明らかにした。2012年1月20日にライセンス契約を締結。4月にIGZO採用の液晶パネルの本格量産を始めたことから、今回、契約を公表した。
続きを読む »
17
May
宏達国際電子(HTC)は16日、スマートフォン主力2機種が米国の税関での検査・審査のため、輸入を留め置かれていると発表した。HTCがアップルの特許を侵害していると認めた米国際貿易委員会(ITC)の最終判断に基づくもの。HTCは設計を改良済みで問題ないとしているが、発売の遅れでサムスン電子やアップルの新機種と真っ向からぶつかる懸念がある。17日付工商時報などが報じた。
ITCは昨年12月20日、HTCがアップルの一部特許を侵害しており、該当製品の輸入を今年4月19日から禁じる最終判断を下した。HTCは当時、ユーザーインターフェース(UI)への影響は軽微で、設計変更で問題を回避できると表明していた。経済日報によると、問題の特許は、インターネットサイトで見つけた電話番号をクリックするだけで電話がかけられるデータキャッピング技術に関するもの。
続きを読む »
ITCは昨年12月20日、
17
Apr
Samsung社の『AMOLED』ディスプレイに関する技術情報を流出させたとして、韓国で11人が摘発された。
極秘技術の金銭的価値が大きいのは明白だ。しかし、それを盗んで売ることに、リスクに見合う価値があるとは限らない。Samsung社のディスプレイ技術の秘密を流出した疑いで摘発された11人は、そのことを思い知ったのではないだろうか。
韓国の聯合ニュースによると、アクティブマトリクス方式の有機発光ダイオードを使った『AMOLED』ディスプレイの機密情報をSamsung社から流出させたとして、4月5日(現地時間)、同国の水原(スウォン)で11人が摘発された。
続きを読む »
10
Apr
ニコンは4月6日、LCD用露光装置を巡る米Anvikとの裁判で勝訴したと発表した。100%子会社であるNikon PrecisionおよびNikon Research Corp. of Americaが、Anvikから米国ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に同社が保有するLCD露光装置に関する特許を侵害していると提訴(2005年9月)され、5月7日から陪審裁判が始まることになっていた。しかし、これが無効であると同裁判所が決定を下した。これによりAnvikの請求は全て棄却され、陪審裁判を行うことなく勝訴した。
2
Apr
中国の李克強副首相は、訪中している米アップルAAPL.0のクック最高経営責任者(CEO)に対し、知的財産権の保護拡充に努めることを確約した。新華社が28日報じた。
副首相は「経済発展の変革と技術革新の進展に向け、対外的に一段と開放することが条件となる」と述べた。
報道によると、副首相は多国籍企業が中国で労働者に一段と配慮するよう求め、クックCEOは法を順守し誠実に事業展開すると述べた。
副首相は「経済発展の変革と技術革新の進展に向け、
報道によると、
25
Jan
パテント・リザルトの調査によると、大型有機ELディスプレイ製造向け材料の知財総合力でコニカミノルタが存在感を増してきているという。今後の市場動向を読む。
パテント・リザルトは2012年1月19日、ディスプレイや照明に使われる有機ELの製造材料のうち、高分子発光材料の知財動向の調査結果を発表した。調査対象は1993年から2011年11月末までに日本国内で公開された特許情報(総数2855件)*。
個別の特許ごとに同社が独自に複数軸で重み付けを行い、特許取得企業の競争力を評価した(「特許総合力ランキング」)。
続きを読む »
パテント・リザルトは2012年1月19日、
個別の特許ごとに同社が独自に複数軸で重み付けを行い、
【送料無料】写真がデジタルになる日 |