設置場所は「KIX エアサイドアベニュー」。ディスプレーは篠田プラズマ(神戸市)が開発したもので、縦4メートル、横3メートル(約200インチ)。画面は厚さ1ミリで折り曲げられるのが特徴だ。設置されたディスプレーも横から見ると、滑り台のような曲線を描いて台座に固定されている。
構造的にはプラズマの原理を使い、自ら光を発する直径1ミリの円柱形のガラスチューブを並べ、電極をつけたフィルムをはっている。消費電力は他社の大型ディスプレーの半分程度。関空のものはリースだが、販売価格は8千万円以上を想定している。