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Flat Panel TV and Display World + Solar Power beyond

薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。 このブログで激しい市場の動きに追随できます。---- Since Nov.2004

CMO / CMI

26 May

CMI/AUO、減価償却費用の削減により採算改善へ

DigiTimesによると、台湾Chimei Innolux(CMI)と台湾AU Optronics(AUO)では、2012~2013年に生産設備の減価償却が進むことで製造コストが減少する見通しという。
CMIの減価償却費は、2012年が750億~850億台湾ドル(約2085億~2363億円)、2013年は700億~800億台湾ドル(約1946億~2224億円)へ減少する見込み。一方、AUOは
第6世代ラインが2012~2013年、第7.5世代ラインが2013~2014年にそれぞれ償却完了を迎える模様。このため、同社の減価償却費は2012年が770億~780億台湾ドル
(約2141億~2168億円)、2013年は680億台湾ドル(約1890億円)に減少する見込みという。



24 May

シャープが鴻海に技術供与 中国の液晶工場で共同事業

シャープは電子機器受託製造サービス(EMS)で世界最大手の台湾メーカー「鴻海(ホンハイ)精密工業」が中国・成都に建設を計画する中小型液晶パネル工場に対し、同社独自の高精細パネル技術などを供与する方向で最終調整していることが、24日分かった。同社は3月に鴻海と資本業務提携することを発表しており、両社の共同事業の第1弾となる。なお、液晶パネルの堺工場(堺市)については同日、ソニーからの出資を解消すると発表した。

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22 May

パネルのCMI経営陣、噂される後任人事の顔触れ フォックスコン系が大勢

筆頭株主の台湾ChiMei(奇美実業)が取締役会から脱退を表明した台湾のパネル大手、CMI(Chimei Innolux=奇美電)の後任人事について、台湾市場では、董事長と最高経営責任者(CEO)を兼務する段行建氏が董事長専任となり、CEOに現在、CMI南部科学工業園区支社の総経理を務める王志超氏が就任するとの観測が強まっている。さらに同社は、最高執行責任者(COO)のポストを新設、現・経営管理アシスタントマネジャーの蕭志弘氏の就任が有力視されている。台湾紙『経済日報』(5月21日付)が報じた。


17 May

ノートPCメーカー、パネル調達先をSamsungからCMIにシフト

DigiTimesによると、複数のノートPCメーカーがLCD調達先を韓国Samsung Electronicsから台湾Chimei Innolux(CMI)にシフトしているという。Samsungは米Appleの「iPad」用LCDの生産を優先しており、タブレット用パネルの方が利益率が高いことによるという。CMIはノートPC用LCDメーカーとしてはシェア4位で、月産300万台を出荷している。Samsungは同500~600万台を出荷しているが、Samsungからのシフトにより、CMIはノート用LCD市場で順位が上昇する可能性もある模様。
10 May

【速報】中国開発銀、液晶パネルの台湾CMIに資本参加か

中国の中国国家開発銀行が、台湾のパネル大手、CMI(Chimei Innolux=奇美電)に対する資本参加を検討している模様だ。5月10日付の台湾紙『経済日報』が消息筋の話として伝えた。

8 May

奇美(CMI)、シャープの核心技術は導入せず

液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノラックス)の段行建董事長兼執行長はこのほど、第2位株主のEMS(エレクトロニクス機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業がシャープの筆頭株主となったことに対し「シャープはTFT技術で先行しており、奇美と協力する余地はある。ただ核心技術については独自に開発を続ける」と述べ、シャープからの全面的な技術導入は行わない姿勢を示した。
出資を機にシャープと鴻海、奇美の技術提携に注目が集まっているが、段董事長は「アドバイスをもらうにすぎない」と指摘。独自技術にこだわる方針を明確にしている。
今年は新規投資をAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)パネルやOxide(酸化物)TFTなどに集中する計画。年末までに月3,000~5,000枚のAMOLEDパネルを量産する予定だ。
液晶パネルでは29インチ、39インチ、50インチなど粗利率の高い新サイズに注力する方針。「同業他社と比べ3~5カ月先行して開発した。品質や競争力での優位性は高い」として、今後の展開に自信をみせている。
22 Apr

奇美(CMI:チーメイ・イノラックス)、南科での新工場建設を中止

液晶パネル最大手の奇美電子(チーメイ・イノラックス)が、南部科学工業園区(南科)で計画していた大型液晶パネル新工場の建設を中止し、土地21ヘクタールを南科管理局に返還したことが分かった。供給過剰が続く大型パネルの増産を凍結し、中小型パネルに注力する一環とみられる。
パネル市況の悪化を受け、奇美は昨年の設備投資額を当初予定の1,000億台湾元(約2,700億円)から500億元まで削減。今年はさらに250億元以下まで圧縮するとみられている。巨額の債務支払いを抱えていることも考慮、南科での建設中止を決めたようだ。証券筋は中止について「資金圧力の緩和と、世界的な生産能力の調整につながる」とみている。
奇美は当初、第8.5世代工場での大型パネル生産能力を、2011年末までに月5万4,000枚へ引き上げる方針としていた。ただ先に発表した計画では、目標を今年末時点で月4万2,000枚へと大幅に引き下げている。
 


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6 Apr

CMI、2011年12月期の当期損失は647億6000万台湾ドルに

DigiTimesによると、台湾Chimei Innolux(CMI)の2011年第4四半期の当期損失は200億台湾ドル(約538億円)、2011年12月期では647億6000万台湾ドル(約1742億円)の損失になったという。台湾のLCDメーカー上位4社の中でも、CMIは際立って業績が悪かった。残り3社も振るわず、2011年12月期の当期損失は、台湾AU Optornicsが614億5000万台湾ドル(約1653億円)、台湾Chungwa Picture Tubesが120億2000万台湾ドル(約323億円)、台湾HannStar Displayが89億4000万台湾ドル(約240億円)となった。


2 Apr

Foxconn、CMIの2012~2014年発行の新株を購入へ

DigiTimesによると、台湾Foxconn Electronicsは台湾Chimei Innolux(CMI)が2012~2014年に発行する新株の購入を予約するという。シャープの株式の9.88%を669億1000万円で購入する一方、CMIとの関係を後退させないためのものという。


30 Mar

奇美(CMI)、友達(AUO)が私募増資、中国資本狙う

液晶パネル大手2社の奇美電子(チーメイ・イノラックス)と友達光電(AUO)は27日、私募増資で資金調達する計画を明らかにした。政府による出資規制が緩和された後に、中国や日本の資本を引き入れるための動きとみられる。
両社のうち友達は普通株か海外預託証券を最大8億株発行する私募増資を行う方針を明らかにした。現在の株価から推計すると調達額は90億元~100億台湾元(約250億~280億円)となる。同社が私募増資を実施するのは初めて。業界では中国資本を引き入れ、中国事業を拡大する準備とみている。
証券関係者によると、出資を呼び掛ける企業には、液晶モニター製造世界最大手の冠捷科技(TPV)、中国のテレビメーカーの中国TCL集団、長虹電器、海爾集団(ハイアール)などの名が上がっている。
うち、冠捷は監視用モニターの出荷台数が年間6,000万台近くで世界シェア34.6%。液晶テレビの出荷台数も1,000万台を超える。
友達はこのほか、ソニー、東芝など日本企業にも出資を求めるとの見方も出ている。

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