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Flat Panel TV and Display World + Solar Power beyond

薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。 このブログで激しい市場の動きに追随できます。---- Since Nov.2004

CPT

13 Sep

E-Ink、タブレット用中小型パネル購入をCPTからAUOにシフト

AUOがE-Inkから中小型タブレット用パネルを受注し、E-InkがCPTの中小型タブレット用パネルに不満があったという業界筋情報に対して、 E-InkとAUOは具体的コメントを避けた。E-Inkは多様化する顧客ニーズに応じた生産能力の対応としており、CPTもタブレット用中小型パネルの増加する需要に応じた追加パネルサプライヤーの必要性を否定していない。業界ではE-Inkの注文がCPTからAUOに移ったことは驚くことではなく、これはE-Inkが最近、AUOの子会社Sipix技術を購入したことに関連していると伝えた。 AUOとE-Inkは関係を強化しており、AUOは、E-Inkから注文が増えると予測している。



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4 Sep

CPT、2012年8月の売上高は中小型の受注拡大で前月比増へ

DigiTimesによると、台湾Chunghwa Picture Tubes(CPT)の2012年8月の売上高が前月比増収となる見通しという。スマートフォン/タブレットPC向け中小型パネルの受注が拡大したため。米Google/台湾ASUSTeK ComputerのタブレットPC「Nexus 7」向けの受注が拡大している他、中国の携帯端末メーカーからは、エントリーレベル向けスマートフォン用のローエンドパネルの受注も獲得している。
21 Jul

CPT、2012年度Q3の売上見通しは楽観的に

DigiTimesによると、台湾Chunghwa Picture Tubes(CPT)はタブレットPCおよびスマートフォン向け中小型パネルの出荷増に伴い、2012年度第3四半期(2012.7~9)の売上高について楽観的な見通しを持っているという。2012年はスマートフォン向けで8000万枚のパネル出荷を計画しているが、1億枚の大台も狙っている。また、2012年度第3四半期にはUltrabook向けパネルの量産を開始する。これにより、2012年の中小型パネルの出荷数は5億~6億枚に達する見通しで、トップシェアを維持したい考えという。


8 Jul

CPT、2012年に中小型パネルを6億枚出荷目標

CPTは2012年に中小型パネルを5~6億枚程度の出荷を目標としている。 CPTは2011年には約4億8千万台のパネルを出荷し、全世界25%のシェアを確保した。また、2012年にノキアとサムスン電子のスマートフォン向けパネル採用率が高まり、スマートフォン用パネルの出荷が1億枚程度の増加になり、シェアも上昇すると予測している。
更に、CPTは車載用パネルも日本と中国向け出荷とともにデジタルカメラ用パネルも4万枚程度出荷すると予測している。
また同社は中小型パネルに集中し、2012年の大型LCD出荷比率が前年の20%から10%まで下がるものと予想している。 CPTは、中小型パネルの需要増加に対応するため、自社の製品ポートフォリオを拡大し、製造ラインの入れ替えを計画をしている。しかし、需要の増加にもかかわらず、CPTは追加的な工場の建設や採用計画はないと明らかにした。

2 Dec

Kindle Fire向け7型パネルはCPTがCMIに打ち勝つ

DigiTimesによると、米Amazonの電子書籍端末の新製品「Kindle Fire」向け7型パネルのサプライヤーとして台湾Chunghwa Picture Tubes(CPT)が台湾Chimei Innolux(CMI)を上回ったという。CPTのタブレット向け出荷枚数は月産50万枚に達しており、台湾最大のサプライヤーとなった。AmazonはKindle Fireの8.9型/10.1型製品も計画しており、すでにCPTは同パネルを受注している模様。一方、タブレットPC向けについては、韓国Samsung Electronics、LG Displayが同200万~300万枚を出荷しており、まだ差が大きいとしている。

2 Nov

CPT、第6世代ラインでは携帯電話用中小型パネルの生産を開始

CPTは、4.5世代ラインを0.3Tの厚さの静電容量型タッチパネルのITOセンサー生産ラインに転換したことに続き、第6世代ラインでも、静電容量型タッチパネルモジュールと携帯電話用小型LCDパネルの生産を開始したと発表した。
CPTは、生産ラインの効率運用のため、中小型パネル生産に集中するラインの切り替え作業を進めており、今後、中小型LCDパネルメーカーへの変身を図っている。
中型LCDパネル分野ではE-InkのEPD製品の委託生産契約を締結しているだけでなく、Hydisと7インチと10.1インチHFFSパネルの共同開発に成功、第3四半期から量産に入った。 2012年には、WXGA(1280x800)、WUXGA(1920x1200)、FHD(1920x1080)、WQXGA(2560x1600)など250-300 PPIクラス解像度の製品をリリースする計画だ。
自動車用LCDパネルは、現在、日本と米国の自動車メーカーに年間200万枚規模のパネルを供給している。
小型LCDパネル分野では、11月から第6世代ラインで3.5インチのスマートフォン向けの小型LCDパネルを量産する予定で、年末までに各種の4インチ以上のWVGA以上の高解像度パネルを量産する計画だ。
一方、第3四半期CPTの中小型LCDパネルの総出荷台数は四半期ベースでは過去最大規模の1.37億枚を達成することにより、面積基準で中小型パネルは、総出荷規模の60%を占めている。今年第1四半期からの累積出荷量は3.46億枚を記録し、今年は5億枚の中小型LCDパネルの出荷目標を無理なく達成できるとみている。
第4四半期に、既存の第6世代ラインで生産されているTVやIT用パネルの生産キャパを減らして中小型パネルの生産に集中する予定なので、中小型パネルが面積ベースでの総出荷規模の70?80%を占めると予想される。

4 Aug

Samsung、CPTなどに3000万枚のタッチセンサを発注

DigiTimesによると、韓国Samsung Electronicsは台湾Chunghwa Picture Tubes(CPT)など台湾メーカーに4型のアクティブ駆動型有機EL(AM-OLED)に使用する3000万枚の
タッチセンサを発注したという。スマートフォンの「Galaxy i9000」や「S2」に使用するもので、CPTなどサプライヤーは2011年下期内に出荷する計画。


23 Jul

CPTとE Inkが戦略提携を発表

2011年7月19日、Chunghwa Picture Tube(以下CPT)は、E Ink Holdings(以下E Ink)との新たな提携について発表を行った。
提携の内容は、E InkがCPTの社債を購入する形で資本提携を行うものであるが出資金額は15億台湾ドル程度であり、CPTの資本の一部を拠出するに留まる。
CPTは近年、大型LCDから中小型LCD分野への事業転換を進めているが、同社の中小型LCDは殆どが半完成品であり、モジュール生産は一部に留まっている。
同じく半完成品に注力するHannstar Displayが、中国モジュールメーカー向けの規格品に注力しているのに対して、同社は他のTFT-LCDメーカーからの生産委託が多く、その実態はファンドリーに近いものとなっている。
一方、E Inkは電子ペーパーのバックプレーンにCPTからTFTを採用している。また、E Inkはグループ内にFFS技術※の特許を持つHydis Technologies(以下Hydis)を抱えているが、3.5世代までしか生産ラインを持たないHydisはFFSパネルの生産能力が不足する状況となっている。
今後、E InkはCPTの大型生産ラインを利用して、電子ペーパーのバックプレーンのみならず、スマートフォンやタブレット端末向けFFSパネルの生産を行う可能性が高い。E Inkにとって今回のCPTへの資本注入は、安定的にCPTから半完成品を調達することで、グループのディスプレイ事業をより効率化する意図があったと考えられる。

※ Fringe Field Switching ;LCDモードの一つでVAモードなど垂直配向技術に対して水平配向であることから、全方位の視野角か広く、かつタッチパネルなどの加圧に強いと言われる。スマートフォン、タブレット端末などにおいて主流のLCDモードとなりつつある。


22 Jul

E - Ink、CPT転換社債を買収 - 両社の戦略的協力関係の構築

7月19日午後、E - Ink Holdingsは、CPTの15億台湾ドル相当の無担保転換社債を買収すると正式発表した。発行期間は3年間で、もし、E - Inkが全量の株式に転換する場合は、CPTの株式総額の6%に相当する規模である。転換額は一株当たり3.25台湾ドルとなり、転換の切り替えは、2011年7月中に完了する。
E Inkは、電子ペーパーのリーディング企業であり、韓国子会社のHydis(ハイディス)によって、タブレットPC、スマートフォンなどのハイエンド製品に採用されるFFS技術を保有している。


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17 May

CPT、タッチパネル事業本格展開

CPTは、今年からタッチパネルの生産に集中する計画だという。 CPTによると、同社だけでなく、ノートパソコンの製造会社Compal Electronics、CCFLメーカーであるSintronic Technologyが同様にタッチパネル部門に参画の状況だという。
CPTはTatung Groupの子会社で、CRTからPDP、STN- LCD、TFT- LCDの事業部門を展開してきた、台湾の40年の実績を持つディスプレイの看板企業である。過去2年間、タッチパネル事業を準備しており、中国Fuzhouで新規タッチパネルの製造ラインを構築した。生産ラインは5月7日から量産に入る予定だという。台湾の既存の工場は、タッチセンサのプロセスに集中するという。
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