return_to_forever

Flat Panel TV and Display World + Solar Power beyond

薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。 このブログで激しい市場の動きに追随できます。---- Since Nov.2004

Sharp

21 Sep

シャープ“9月危機説”とインテル報道の真相

台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業との提携交渉が難航しているシャープが、半導体世界最大手の米インテルと資本提携交渉中との報道が出た。シャープは資本提携交渉を否定したが、同社を取り巻く複雑な事情が垣間見える。

 両社の資本提携交渉は21日付の毎日新聞が1面トップで報じた。インテルが300億円を出資する方向で10月中にも合意したい考えとしている。シャープは21日午前、「そうした事実はない」と否定するコメントを発表。中小型液晶の分野での業務提携検討にとどまるもようだ。同社の株価は17円高の219円まで急騰したが、その後はやや伸び悩んだ。

 シャープのインテルへの接近については月刊誌『ファクタ』10月号が報じている。同誌は片山幹雄会長が主導する『突飛なウルトラC』と表現している。というのも、パソコン用半導体では圧倒的なシェアを持つインテルだが、スマートフォンやタブレット向けでは後れを取っており、両社が手を組んでも、シャープが中小型液晶パネルの販売を拡大できるかは未知数だからだ。





続きを読む »
21 Sep

シャープ:米インテルと資本提携交渉 300億円出資要請

シャープが、半導体世界最大手の米インテルと資本提携に向けて交渉を進めていることが20日、分かった。インテルがシャープに300億円超を出資する方向で協議しており、早ければ10月中にも合意したい考えだ。インテルはシャープの中小型液晶パネルの技術を高く評価しており、自社製半導体を使ったスマートフォン(多機能携帯電話)などの協業相手として有望視。経営再建中のシャープにとっては新たな出資先とパネル供給先を確保できるメリットがある。


続きを読む »
20 Sep

シャープ「存続」の切り札・“世界の亀山”が危ない

亀山第2──。経営危機に揺れるシャープにとって、数少ない「成長ドライバー」と奥田隆司社長も自負する、中小型液晶パネル工場だ。
 高精細と低消費電力に優れた「IGZO(酸化物半導体)液晶」の生産工場でもある。米アップルが今年3月に発売したタブレット端末「新アイパッド」にも採用された。
 その亀山第2の稼働率が、坂を転げるように落ちている。新アイパッドが7月下旬から生産調整に突入したのだ。「8月のある時点から亀山第2のアイパッド用パネルの生産は止まっている。このままなら9月はゼロという可能性もある」(観測筋)。

Continue to full article "シャープ「存続」の切り札・“世界の亀山”が危ない" by 東洋経済



13 Sep

シャープの「切り札」に下振れリスク, 亀山第2の稼働率低迷

「やはり売り上げは揺れる」──シャープの大西徹夫専務は先週、下期売上高が計画の1兆4000億円に達しないシナリオを検証していることを認めた。大型液晶は堺工場(大阪府堺市)を鴻海精密工業と共同運営し始めたことで稼働率が8割まで改善したものの、複数の関係者によると、中小型液晶が売り上げ計画の足を引っ張る可能性があるという。

シャープは再建シナリオの柱の1つとして、最新鋭の「IGZO(イグゾー)技術」を搭載した中小型液晶パネルの出荷拡大を見込んでいる。同パネルは亀山第2工場(三重県亀山市)で生産しているが、もともとテレビ用大型パネルの製造拠点を転換したため生産能力は過剰で、大西専務は同工場の稼働率が「かなり低い」ことを認めている。業界関係者によると、稼働率は2―3割にとどまるとの見方が出ている。



続きを読む »
9 Sep

存亡危機のシャープ、悪行の「バチが当たる」

20111116sharp01存亡の危機に瀕しているシャープ。再建のカギを握る台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業からの出資問題は、結論が9月に持ち越されてしまった。そんな中、「国内メーカーから助け船がないのは、シャープのこれまでの奢った態度に問題があるからだ」(全国紙記者)という声も聞こえている。

 ある関係者は「シャープとは二度と取引したくない」と話す。設備を納めたが、シャープが全額負担すべき類の投資であるにもかかわらず、この取引者の別会社を利用し、費用を全額負担させたという。

続きを読む »
9 Sep

鴻海の出資なくても売り上げに影響せず=シャープ専務

シャープの大西徹夫専務は7日、大阪市内で記者団に対し、仮に鴻海精密工業からの出資がなくても売り上げ計画に大きな影響はないとの認識を明らかにした。出資条件をめぐる鴻海とのトップ交渉の時期については明言せず、早期に実施したいとの考えを改めて示した。

大西専務は、鴻海からの出資がなかった場合の再建計画について、「リスクシナリオというのは色々つくる」と述べ、案の1つとして策定中であることを明らかにした。その上で「鴻海(の出資)が入らなくても、トップラインを大きく毀損(きそん)するようなリスクはないと考えている」と話した。すでに鴻海とは大型液晶パネルの分野で協業が始まっているためだという。



続きを読む »
9 Sep

[台湾メディア] シャープ関連報道 - 2本

奧田2度放鴿子 惹惱郭董拂袖回台

幕後/被夏普奥田放鴿子? 郭台銘「神隱」有道理!



最初の記事、タイトルは「奧田2度放鴿子」意味は「奥田氏は二度放置」というもの。鳩を放すという中国語は「すっぽかす」という意味で、かなりアグレッシブに思えるが台湾ではこのような派手なタイトルをつけがちだ。

二つ目の記事のタイトルは「幕後/被夏普奥田放鴿子? 郭台銘「神隱」有道理!」で、「シャープ奥田氏すっぽかしの幕後、テリーゴウ氏に道理有り!」だ。経営権の交渉のために、日本の記者から財界まで敵にまわすのは、 テリーゴウ の道理にはあっていても日本社会でやっていくには理に適ってないし、例えばアメリカの会社で同じことやったら大ブーイングだろう。
政治的な動きで一部に反日に傾いている動きもあるので、テリーゴウ氏のそういった態度が正しいと思われている様子なのだ。

【送料無料】週刊 ダイヤモンド 2012年 9/1号 [雑誌]

週刊 ダイヤモンド 2012年 9/1号 [雑誌]
価格:690円(税込、送料別)

8 Sep

シャープ、鴻海なしの再建計画検討 交渉長期化視野

シャープが、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業から出資が受けられない場合を想定した再建策を検討していることがわかった。難航している出資見直し交渉の長期化に備え、銀行からの融資を支えに、資金面では鴻海に頼らない経営再生のシナリオを描き始めた。

 当初、8月中にもまとまるとみられていた出資協議は合意に至らず、7日現在、シャープが目指す奥田隆司社長の訪台も実現していない。シャープの大西徹夫専務は同日、鴻海との出資見直し交渉が難航していることを認めたうえで、「様々なリスクシナリオを検討している」と述べ、鴻海から約670億円の出資が得られないことを前提にした再建計画も練っていることを明かした。



続きを読む »
5 Sep

[管理人's 独り言] シャープが家電メーカーとして生き残れなかった場合を冷静にシュミレーション してみよう

シャープが台湾の巨大成り上がり企業トップに、いいようにおもちゃにされて振り回されています。
先日も堺を訪問しながらシャープとの打合せは無し、シャープの経営陣は会談を想定していたのでしょうか、8月末までに結論を出すと言いふらしていたのが完全に反故にされ面目まるつぶれ。
そして逆にシャープ側が台湾を(表敬?)訪問するとか。
ホンハイ側は、マスコミ嫌いと言いながら、台湾に戻って一部報道陣の質問に答える形で情報操作をしています。全くホンハイの一挙手一投足に右往左往状態。
交渉相手としては、場外情報操作も辞さない非常に狡猾、それを仕切れないシャープも脇があまいのでしょうね。

ホンハイの狙いは、ズバリ「少ない出資で経営の根幹を握ろう」ということ、つまり合法乗っ取りです。
または最初の合意通り一株550円で相手に恩を売りまくって経営権を手中にするということを狙っているのかもしれません。
いずれにしろ悪い印象を持たれないように細心の注意を払っています。
それを知ってか知らずか、日本の銀行団がシャープ支援の条件としてホンハイの出資合意を求めているというのもおめでたくおかしな話。
一番重荷となっていた堺のG10を半分ホンハイに渡しているのですから、稼働率の心配は今となってはそれほどしなくてよいはず。
あとは、資金繰りを銀行団が担保すればシャープの経営力量でどうにでもなるはずです。そこにホンハイがわずかな出資で口出しできることになるのです。
今までの経緯からするとそのような状態に陥ってしまうのも仕方ないのでしょうか。奇美電気(CMO)での例(最終的にホンハイ側に経営権移行)もあります。じわじわと攻め入られ母屋を取られることになるのでしょう。

さてその結果として、家電メーカーとして立ち直れなかった場合、一番痛手を負うのはヤマダ電機やヨドバシカメラといった一連の量販店になるのではないでしょうか?



続きを読む »
4 Sep

[台湾報道] 鴻海、シャープ経営に介入明言

EMS(電子機器受託製造サービス)世界最大手、鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は3日付の台湾・聯合晩報のインタビューで、出資条件見直し交渉中のシャープについて、経営に介入する必要性を強調した。それこそが単なる出資に終わらせず、両社の提携を成功させる方法で、鴻海が経営にかかわらないのであれば、シャープは銀行に出資を求めればよいと強調した。同紙などが報じた。
郭董事長は、シャープへの経営関与について、アップルが確実に製品を供給させるため鴻海工場に人員を派遣しているのも経営介入だと説明。鴻海は単なる投資はしないし、成功させるために経営に関与したいので、もし1プラス1を2以上にするプラス効果が不要ならば、1週間以内に1株550円(3月発表時の出資条件)で送金すればいいだけの話だと繰り返した。
 郭董事長はまた、自身は日本に住んでシャープを管理する時間はないので、シャープの経営は若い世代に引き継ぐべきだと世代交代を求めた。



続きを読む »
当サイトの記事検索ができます。 ↓キーワードを入力ください
Loading

過去の記事
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ギャラリー
  • 強さの秘密は「ぶれない」「媚びない」「悩まない」にあり!アジアの勝ち組企業「LGエレクトロニクス」編
  • スマホ用パネルのフルHD対応が本格化、ジャパンディスプレイも5型品を量産開始
  • Samsung postpones production of flexible AMOLED screens
  • ソニーが4K×2K対応の84型液晶テレビを日本でも発売
  • 「iPhone 5」の部品コスト、16GB版は推定167ドル
  • サムソンが反iPhone5の全面広告
  • [台湾報道] iPhone5、サプライチェーン・部品供給と業界動向
  • 存亡危機のシャープ、悪行の「バチが当たる」
  • 中国内陸、世界の精密工場「富士康」(フォックスコン) iPhoneもここから
  • BOE to set up new 8.5G plant in Hefei
最新コメント
QRコード
QRコード