ソニーは5日、タブレット型端末「エクスペリアタブレットS」は、防滴仕様にもかかわらず水回りで使うと電源が入らなくなるなどのトラブルが起きる恐れがあるとして、世界で出荷した約10万台全部を対象に、無料で点検や修理を実施すると発表した。国内は約2万7千台。ソニーは「事故の報告はなく、故障しても発火や感電の恐れはない」と説明している。

 9月下旬に顧客から問い合わせがあり、判明したという。現在、製品の販売も一時中断している。 問い合わせは、フリーダイヤル(0120)550058。