2012年Q2(4~6月期)のグローバルの大型TFT液晶パネル生産は、QOQ+8.9%の約6,410万/月であった。アプリケーション別のパネル生産枚数は、iPadの新規モデルの投入効果でタブレット用パネルがQOQ+23%の増加、ノートPC(ネットブックを含む)もQOQ+12.9%とモバイル系のIT製品は好調に推移している。TV用パネルもQOQ+8.1%と前四半期から反転増となったが、モニター用パネルはQOQ-2.4%と4期連続のマイナスが続いている。




タブレット用パネルは、引き続きiPadが市場を牽引しているが、2012年下期にはMS SurfaceやAmazon Kindle Fire2、Google Nexus7、Samsung Galaxy Note10.1など競合製品が続々と投入される。従来よりもパネル顧客が多様化することで、台湾や日系パネルメーカーにはタブレット用パネルビジネスを拡大するチャンスが出てくることが期待される。
技術的には、Ultrabookの強化、新CPUやWindows8の導入などで、スマートフォンやタブレット用パネルに留まらず、ノートブックPCやAIOでも高精細化やタッチパネルの導入が進む見通しである。液晶モードはIPSパネルが拡大、さらに2013年に向けてアモルファスTFTからLTPSやOxide-TFTなどに生産ラインの切替を計画するメーカーも出始めている。