DigiTimesによると、台湾のパネル関連産業が10月1日の中国国慶節に向けた需要拡大を受け、2012年第3四半期は増勢基調の見通しという。台湾AU Optronics(AUO)は、小型携帯端末の需要増加を背景に8月で17か月連続増収記録を達成。台湾Chimei Innolux(CMI)は、8月の大型パネル出荷数が1389万3000台に達した。タッチパネルメーカーの台湾TPK Holdingは、「Nexus 7」や「Kindle Fire」、「iPad」などタブレット端末向けの受注拡大を追い風に、8月の売上高は前月比18%増となる見込みという。