DigiTimesによると、米Appleが次世代「iPhone」に採用予定のIn-cell型タッチパネルの歩留りが悪く、出荷スケジュールが遅延する可能性があるという。同タッチパネルの納入メーカーは、ジャパンディスプレイ、韓国LG Display、シャープだが、3社とも低歩留りに苦しんでいる。3社の中ではジャパンディスプレイが歩留り50%で最も高いが、利益を確保できる水準には達していない。このため、Appleでは、安定調達のためタッチパネル1枚当たり10~15ドルの補助金を提示しているという。