東芝は7月25日、白色LED素子の量産を開始すると発表した。同社はGaN-on-Silicon技術を使用したLEDチップの開発を進めており、今年1月からは米Bridgeluxと白色LED素子を共同開発しており、Bridgeluxの結晶成長技術とLEDチップ構造に東芝の製造技術を組み合わせ、最高614mWの光出力を有するチップの試作にも成功している。今回、この成果を生かして白色LED素子の量産を開始する。量産ラインは加賀東芝エレクトロニクスの200mmウェーハ対応の製造棟内に構築され、10月から量産を開始する。