複数のアナリストによると、米アマゾン・ドットコムが昨年発売したタブレット端末「キンドル・ファイア」は、製造コストが下がっていることで、積極的な値下げの余地が生まれているという。

調査会社IHSアイサプリによる最新の推計では、キンドル・ファイアの現在の部品コストは133.80ドル(約1万0470円)で、2011年11月時点の推計185.60ドルから約28%下がった。メモリーチップとディスプレー、タッチパネルの価格低下が寄与しているという。




アマゾンは昨年10月、米アップルの「iPad(アイパッド)」の半値以下となる199ドルでキンドル・ファイアを発売。次世代モデルは年内に発売するとみられているが、一部アナリストの間では、すでに値下げの観測が出ている。

ABRインベストメント・ストラテジーのブラッド・ガストワース氏は「メモリーチップ価格は過去1年で約50%下がるなど急落している」と指摘。その恩恵を受けたアマゾンは、タブレット市場で今後も価格優位性を十分に保てるとの見方を示した。