タッチパネルコントローラICは、タッチパネルを制御する役割のICであり、タッチパネル表面に触れた指の重心や座標をタッチセンサと連動して検出する。
タッチパネル市場が堅調に成長すると共に、タッチパネルに必要不可欠であるコントローラICの需要も高まっている。
スマートフォンやタブレットなどで使用され、需要が急拡大している投影型静電容量方式タッチパネルでは、Cypress, Atmel, Synapticsといった米系ICメーカーの製品が多く採用されている。これらのメーカーは、技術力と実績によってブランドメーカーから高い信頼を得ており、静電容量方式のタッチパネル需要が拡大するのに合わせて業績も拡大している。
アメリカICメーカーのシェアが高い静電容量向けタッチパネルコントローラIC市場であるが、近年では韓国、台湾の半導体メーカーの参入が相次いでいる。現状では新規参入メーカーの採用例はまだ少ないが、大手ICメーカーと比較し低価格で提案を行っていることから、大手セットメーカーのタブレットでも採用が開始されている。
タッチパネルコントローラICの採用はモデル単位で切り替わることが多く、新興メーカーにも参入機会は十分にある。携帯端末向けでは、タッチパネルコントローラICとLCD用ドライバーの機能を一体化させたチップの開発も進められており、各メーカーの開発次第ではタッチパネルコントローラICメーカーの勢力図が大きく変わっていく可能性がある。






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