Adversity is a heaven-sent opportunity to improve oneself
「逆境は自身を変える天与の機会」とでも訳するんでしょうか、アメリカにも、このようなことわざがあるんですね。

「好況良し、不況なお良し」と言った松下幸之助さん、不況のときは本当にお客の為になる商品が吟味され選ばれていくから不況の時こそビジネスチャンスであるという、つまり実力があれば不況でこそ力量が発揮される、実力がなければ不況で淘汰されるということでしょう。

日本では長いこと、不況状態が続いています。 大学生の就職率も低迷していますが、ただ好景気と言われる中国やサムソン・LGなど元気な会社が目立つ韓国は、不思議なことに大学生の就職はもっと厳しいレベルにあります。

面接セミナー、なんかがもてはやされていますが、面接するほうから見たら、頼りないものです。

韓国のサムソン・LGなどは、例えば英会話能力はTOEICが800点以上が絶対要求、面接も英語で行うというケースも。不況のおかげでハードルも高くなって就職する大学生たちも鍛えられています。不況で、鍛えられるということでしょう。
また同時に、社員になった後も要求が厳しく結果を求められ、既得権があまり無い感じです。

日本のサラリーマンは、不況(=逆境)とはいえ法律で守られており、国際競争の中では相対的に弱体化(=変化できない)しているのではないでしょうか?