NECの子会社で、照明器具を製造するNECライティングは26日、液晶テレビのパネルを照らすバックライト用の蛍光ランプの国内生産を中止すると発表した。需要が減っているため、今年11月末に伊那工場(長野県伊那市)を閉鎖し、滋賀工場(滋賀県甲賀市)も縮小。正社員930人も、両工場を中心に早期希望退職の募集と配置転換で300人減らす。

液晶テレビに使う蛍光ランプの需要は2008年秋以降の世界同時不況で激減。最近は需要が持ち直しているものの、省電力と長寿命が特徴のLED(発光ダイオード)が代替製品として急成長している。このため、蛍光ランプの国内生産をやめ、中国にある同社の上海工場に集約することにした。