クラレが、LCD用偏光板の基幹部材である光学用ポバールフィルムの生産設備を増設する。
約50億円を投じて、西条事業所(愛媛県)内に年産2,000万m2の設備を導入し、2012年度第1四半期(2012.4~6)に稼動を開始する予定。
現在、既存設備の改造による生産能力の増強も進めており、年産1億3,600万m2から同1億6,000万m2に引き上げつつある。
これに今回の生産設備の増設分を加えると、同社のポバールフィルム生産能力は年産で計1億8,000万m2となる。

[参考] 
ポバール(PVA)とは → こちら
「ポバールフィルム」は、どうして偏光板に欠かせないの? → こちら

ディスプレイ用光学フィルムの開発動向

ディスプレイ用光学フィルムの開発動向

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