韓国Samsung Electronicsが、2010年7月から米Appleのタブレット端末「iPad」用9.7インチLCDパネルの量産出荷を開始する。
出荷枚数は月30万~50万枚となる見通し。
すでに韓国LG Display(LGD)はiPad向けにパネルを供給しており、出荷枚数は2010年2月が30万枚、3月が47万枚、4月が70万枚強、5月が80万~90万枚と毎月増加が続いている。
AppleはIPSパネルを好む傾向が強いが、iPadの販売が好調で、今後、販売地域も拡大することから、VAパネルを手掛けるSamsungからの調達を決定した模様。
iPad用パネルの出荷枚数は早くも月120万枚レベルに達しており、年末には同250万枚まで伸長するとみられる。