台湾AU Optronics(AUO)が、2010年末からアクティブ型有機EL(AMOLED)パネルの本格量産を開始する。
同社CTOのF.C. Luo氏が発言した。
用途は携帯電話用だが、中でもハイエンドのスマートフォンへの採用を狙うという。
AUOは2010年第1四半期に、東芝モバイルディスプレイ(TMD)からシンガポールAFPDを買収。
AFPDの低温Poly-Si TFT(LTPS)生産技術/能力を確保することが目的で、一部関係者によると、これはAUOがAMOLEDパネルの生産に乗り出す意思を明確化したことを意味するという。
現時点では、AMOLEDの駆動にはLTPS技術が不可欠とされ、同技術と十分な生産能力が中小型パネル分野におけるAMOLED事業の可否を握るとされているためである。
大手携帯電話メーカーでは、韓国のSamsung ElectronicsやLG Electronics(LGE)などが、厚み/重さや画質、応答速度の速さなどから、特にスマートフォンへのAMOLED採用を推進しており、韓国のSamsung Mobile DisplayやLG Display(LGD)は、こうしたグループ向けを中心にAMOLEDの需要が伸びていることから、すでに生産能力の増強を発表している。