台湾Chunghwa Picture Tubes(CPT)が、2010年度第1四半期(2010.1~3)の決算を発表した。
売上高は前期比30.2%増、前年同期比122.9%増の218億3,600万NTドル(約644億円)と大幅に増加、営業損失は24億7,200万NTドル(約73億円)だが前期の64億7,600万NTドル(約191億円)からは赤字幅が大きく縮小、当期純損失も29億8,900万NTドル(約88億円)だが同119億1,800万NTドル(約352億円)からは同じく大きく縮小。
営業利益率は-11.3%だが、こちらも前期の-22.1%からは改善した。
このうちTFT事業部門の売上高は前期比33.3%増、前年同期比142.0%増の193億6,400万NTドル(約571億円)と大きく伸張し、営業損失は24億4,400万NTドル(約72億円)だが前期の59億1,300万NTドル(約174億円)からは赤字幅が縮小し、営業利益率も同-12.6%から-40.7%に改善した。
また、TFT-LCDパネルの出荷枚数は、大型(10インチ以上)が前期比30.6%増の623万4,000枚、中小型が同10.2%増の5,890万1,000枚で、中小型の売上高は同11.9%増の41億2,800万NTドル(約128億円)。
大型パネルの用途別比率は、モニター用が56%(前期は51%)、ノートPC用が29%(同23%)、TV用が15%(26%)で、PC用が拡大しTV用が縮小した。

[管理人] CPTに関する関心事は、AUOに本当に吸収合弁されるのかどうかです。
そのために赤字幅も縮小させ、身軽になっておく必要あり。今後二三ヶ月に正式アナウンスされるのかどうか??