中国BOE Technologyが、2011年第3四半期に中国・北京(Beijing)の第8.5世代(8.5G、基板サイズ2,200×2,500mm)LCDパネル工場の量産を201年第3四半期から開始する。
同社副社長のLi Xuezheng氏が発言し、DIGITIMESが報じた。
主な生産品目はTV用26~55インチパネル。
韓国/台湾パネルメーカーによる中国への大型パネル投資についてはコメントを控えたが、BOEは協業も含めてパートナーシップの締結なども検討し、2012年には世界第5位のパネルメーカーを目指すという。
また、第6世代(6G、同1,500×1,850mm)パネル工場での量産開始は2010年第4四半期、生産能力は月産9万シート(ガラス基板投入ベース)を予定。
これにより、同社のLCDパネル生産能力は、2011年に前年比147.2%増、2013年には同120%増になるとしている。
なお、同社では、自社の中国における大型LCDパネル(10インチ以上)シェアは2011年が約20%、2012年が31%で、2012年には世界でも5~8%に拡大すると予想している。
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