サムスン電子とLGディスプレー(LGD)は15日、10インチ以上の液晶ディスプレー(LCD)の累計販売台数が、それぞれ5億台を超えたことを明らかにした。サムスンは先月に、LGDは今月12日にそれぞれ突破した。両社はともに1995年にLCD事業を開始。需要増のほか、果敢な投資が事業開始から15年ぶりの大台超えにつながったもようだ。
サムスンは95年にLCD事業を開始してから10年後の2005年に大型LCDの累計販売台数が1億台を突破。以降、販売を伸ばし、昨年は1億3,000万台と、年間販売台数が初めて1億台を超えた。
LCD販売が伸びている背景には、サムスンが発光ダイオード(LED)テレビ用パネル市場をリードしているほか、大型テレビ用パネル販売が伸びるなど、テレビ分野で販売が好調なことがある。特に同社は、テレビ部門で全世界の出荷量の4分の1となる約4,100万台を出荷し、2年連続で業界トップとなった。
市場調査機関の米ディスプレイサーチによると、昨年のLCDパネル売り上げでサムスンは177億米ドル(約1兆5,900億円)を達成。シェアは27.6%となり、8年連続でLCD売り上げ世界トップとなっている。
一方、LGDは昨年、大型LCD市場での出荷台数のシェアは24.9%でトップ。売り上げは20兆6,136億ウォンで、初めて20兆ウォンを突破した。
両社がこのような成果を収めた背景には、1990年代終わりの通貨危機や、08年の金融危機にもかかわらず、攻撃的な投資を続けたことがあるとみられる。
LGD関係者は5万台突破について、「通貨危機後の2000年に業界で初めて第4世代のLCD生産ラインに投資したほか、金融危機の影響が残る昨年には第8世代ラインを構築するなど、惜しまず投資を行ってきた結果」とした。
ディスプレイサーチによると、今年の大型LCDパネル市場は売り上げベースで約33%、出荷量ベースで約31%成長する見通しだ。
サムスンの関係者は「LEDテレビや3次元(3D)テレビのような新製品を中心に市場トレンドを主導し、今年も世界のLCD市場で首位を維持したい」と話している。聯合ニュースなどが伝えた。