NECの子会社・NEC液晶テクノロジーの鹿児島工場(出水市大野原町)は28日で閉鎖され、同市進出から40年の歴史に幕を閉じた。
NEC広報によると、生産は11月末ですでに終了している。
28日は午後から工場内で閉所式があり、残務整理などで出社した340人の社員ほぼ全員が出席した。式は非公開。NEC液晶テクノロジーの大井進社長が「社員の皆さんの長年の貢献に感謝している。退職される方は、新しい職場で頑張ってもらいたい」と述べたという。
社員340人のうち、310人は退職。残る30人は秋田工場へ配置転換となる。派遣社員140人も11月末までに契約を満了した。