パナソニックが、PDP尼崎第3工場(兵庫県尼崎市)の竣工式を行った。景気後退の影響で稼働が当初予定より半年遅れ、2009年11月にパイロット生産を開始したが、2010年1月から本格量産に突入する。投資額は2,100億円、当初の生産能力は月産12万枚(42インチ換算)で、世界最大の150インチパネルの生産も可能である。パナソニックのFPD TV事業拡大に向けた設備増強の一環で、同じく兵庫県の姫路市に建設中のLCDパネル工場と並ぶ柱となる。同工場は2010年7月に稼動を開始する予定。